つれづれ日記
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2013年01月13日(日) ブラビーに給餌。

大分前に録画しておいた「エルミタージュの猫」を見る。ロシアのサンクトペテルブルグにあるエルミタージュ美術館の敷地内には50匹の猫が飼養されている。殆どが捨て猫だが館内に寝床もトイレも猫食堂もあり猫の世話担当部署に診療室まである。何故そうなったのかを美術館を作ったエカテリーナ女帝にまで遡って述べる。

エカテリーナはドイツからロシアの皇太子ピョートルに嫁いできたが、ピョートルの無能ぶりに愛想をつかし17年後にはクーデターを起こして自らが女帝の座に就く。ロシアを大国にするため数々の戦争を起こし勝利した。ピョートルの死後、再婚はしなかったが10歳年下のポチョムキン将軍を始め愛人は100人以上に上ったそうだ。「英雄色を好む」とは男女を問わず本当のようだ。

エルミタージュの膨大なコレクションのうち猫が描かれているものが40数点あるそうだ。ネズミが美術品を傷つけるのを防ぐため女帝の命により多くの猫が美術館内に投入された。そして「美術品護衛官」なる役職も与えられていたという。

だが、1941年、ナチスドイツに町が包囲され、兵糧攻めは3年間に及んだ。その間、食料に困った市民たちは猫までも蛋白源にしてしまった。そうしてナチスから解放された町には猫は1匹もいなくなりネズミの大繁殖に悩まされることとなった。その窮状に応えたロシア各地から義捐猫たちを満載した列車が続々と到着し、再び町は猫に救われることとなった。

要するに他の動物同様、猫も人間の勝手で利用されてきた。
現在、猫が大事にされているというが、エルミタージュの捨て猫は後を絶たず行政による殺処分もある。公園では野良猫たちが銃殺される虐待も起き、生き残った猫をエルミタージュで保護したりもしている。
高齢猫が多いのかあんまりきれいな猫はおらず、目やにを付けたいかにも外猫が多かった。

それを思うとブラビーはものすごくきれい。被毛はピカピカで目やになどなし。ウチの家猫よりきれいなくらいだ。

同じく録画しておいた「ライオン家族のものがたり」を見始めたのだが、中身がどんどん悲惨になってきたので途中で見るのを断念。
タンザニアの旱魃で川が干上がり生態系にも狂いが生じ、動物たちの生存競争は過酷を極める。悲惨な状態を見続けても私には何もできず落ち込むばかりだ。

「カラマーゾフの兄弟」をベースにしたドラマが始まったのでこれも録画したのだが、中身が暗く悲惨なのでやはり途中で視聴断念。

NHKの朝ドラも最初からあり得ない設定であり得ない登場人物ばかりだったがそのうちに面白くなるのでは?と我慢して毎朝見ていたのだが、どんどん絵柄も汚くなっていくので遂に視聴断念。

どうせ「絵空事」なのだから明るく楽しく美しい絵柄が見たい。
悲惨は現実だけでたくさん。

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午後E藤さんから電話があった。O田さんが前後の見境なく保護した子猫たちを一時預かりしてくれた人だ。O田さんは私たちが子猫を取り上げたとT内さんに言っていたそうだが取り上げないと今頃はあの「糞尿地獄」に閉じ込められて生き延びられていなかったかもしれない。

E藤さんはO田さんの弱さ、いい加減さ、心が病んだ部分も承知の上で憎めないと言っている。まあねえ。O田さんの心の闇による被害はH山さんと私が一番蒙っているのだが、H山さんは優しいし私もそれなりに「優しい」ので、あんなに世話をしたのに悪口を言われてもO田さんに対してめちゃくちゃに立腹しているわけではない。業が深いのか悲しい人だ。静かに離れたい。

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午後8時ごろ山手へ。
正門は開いているが構内に車は1台もなく明かりが点いている教室はひとつもない。入ってすぐにニャニャニャ!と声がして「東側猫庭園」からブラビーがひらりと飛び降りた。一緒にロッカー餌場へ。

いつも通り給餌して一休み。膝に手をかけるので乗せるとそのままじっとしている。今日は膝乗り猫の気分らしい。20分くらいそのままでいてブラビーを下ろす。食事の続きをしてベンチに乗っかった。

片付けてブラビーをハウスに誘導。カイロを取り替えてブラビーをハウスに入れて今日はおしまい。

昨日も今日も寒くないので助かる。


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