つれづれ日記
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| 2009年09月11日(金) |
ワカメと黒アメに給餌。ゲンキ入院中。Nさん山手に来る。 |
夕方、Nさんから電話があった。のんちゃん訃報のポスターを見て連絡してきた人が偶然にもフジスーパーで別の餌やりさんに出会い、Nさんのことを話したという。その人から電話があり、明日のんちゃんのお墓参りに餌やりさん二人でN邸を訪問するという。
そういうこともあろうと、一昨日Nさんがのんちゃんの写真多数を私につき返した時、他の餌やりさんが欲しいかもしれないので保管しておいたら?と私は持ちかけたのだが、「いえ、もうそんな人も現れないでしょうから要らないです!」とキッパリ言ったのだった。
だが、餌やりさんたちが是非写真を欲しいというので、山手に取りに来るという。(だから言ったじゃないの!ったくもう!)
*****
午後7時半、山手へ。ワカメは正門周りにはいなかった。坂道を上がって行くと、「猫庭園」への入り口にミニハウスが置いてある。部活で洗ったようだ。ハウス1号が雑草に埋もれてしまっているので、取り出して洗い別の場所に保管してくれるようJ先生に頼んでいたのだ。
見に行くとハウス1号はあの場所から無くなっている。もう1軒のミニハウスはそのままになっている。時間切れだったかな?
ワカメと黒アメは庭園餌場に出てきて動かないが、ロッカー餌場に誘導する。
アレッ?ミニハウスに入っていた汚れた猫ベッドがベンチに置いてある。これはもう捨ててもいいのだが、とりあえずロッカーの上に置いておこう。
ロッカー餌場の真ん前には黒アメがその下に入り込めるような車が駐車していない。ロッカー餌場に上がってきて階段下のスペースに座っている。以前のキジーのようだ。
そこでカリカリを与えるがどうも外から丸見えで落ち着かないようだ。階段の裏にトレイを持っていったりいろいろ工夫するが、どうにも落ち着かない。それでも缶詰をそこそこ食べて、「猫庭園」の土手の下で寛いでいたが、車がやって来たので一目散に「猫庭園」に逃げ込んだきりもう出てこない。
ワカメは蜘蛛を見つけて遊んでいるので、誘わずに給水場へ行く。だが、すぐに追ってきていて、脇の植え込み内で座っている。
ロッカー餌場に戻り片付けていると、Nさんの車がやって来た。
話を聞いてみると、餌やりさんというのはK田町から来る老婦人だという。独身の女性に餌やりを頼み、その女性が旅行などで給餌できない時のみK田町から餌やりにやって来るという。
ん?まず自分が餌やりを始め、そのうちに近くの人に餌やりを押し付ける。何だか聞いたことのある話だなあ。もしやその老婦人はKさん?と尋ねると、これまた図星だった。世間は超狭い。Kさんにはとんだデマを流されてひどい目に遭ったのだ。
別れ際に「KさんはS井と聞けば悪口をおっしゃるかもよ。」とNさんに言ったら、ボランティア間でもいろんな軋轢があるらしいと思ったらしい。Kさんは『愛護団体代表のOさんにはKが餌やりをしていることを黙っていてほしい。』とNさんに頼んだそうだ。
???Kさんは元代表で、餌やりと不妊・去勢手術、里親探しを精力的にやってきた人だ。その行動は愛護活動として正しいではないか?それなのに、そういう活動を全然しない現在の愛護団体に対して黙っていてほしいとはどういうこと?理解に苦しむ。
Kさんというのは「ノワール物語」に登場するKさんなのだ。Kさんの娘さんがPハイツ在住で、娘さん宅を訪問するうち、P猫階段の猫たちに給餌するようになった。その娘さんが母親のKさんの代わりに餌やりをすればいいものを、縁もゆかりもない私の親友みちよさんが歩いていると突然話しかけ、ノワールへの餌やりを押し付けたのだった。
引き受けるみちよさんもみちよさんだが(お人好し過ぎる)、Kさんと半分づつだったはずの餌やりが、次第にKさんは来なくなりみちよさんひとりの肩にのしかかった。そうこうしているうちにみちよさんは単身赴任の夫宅(福島県)や静岡県の実家へ通う身となり、物理的に毎日の餌やりが出来なくなった。そこでS井がみちよさん不在時の餌やりを頼まれることとなった。
ボロボロでフーシャー猫のノワールが疥癬様の皮膚病を患った時、元々の保護主、Kさんに報告して投薬の許可を取った。その時にKさんがP猫階段のボス猫の首が曲がっていると言ってくどくど話し始めた。「山手ネコロジー」などを立ち上げるずっと以前のことで、S井がP猫階段に行くことは稀だった。首曲がり猫など見たこともないのに、くどくど相談されても・・・と困っていると、その時に居合わせた大和市のボランティアSさんが見に行こう!と言う。Kさんには「これから様子を見に行ってみます。」と言うと『お願いします。』とのこと。
人懐こい首曲がり猫はすぐに捕まり、Sさんが獣医に診せ、治るまで預かるといって連れ帰った。そこで治療費としてひとまず2万円と缶詰多数をSさんに渡した。
治療費は、相談してきたKさんとS井、みちよさんの3人で3分の1づつ持つことにしようと思い、Kさんにその旨告げると、Kさんは「とんでもない!首曲がり猫はPハイツの猫なのだからそちらで処理してください!」と切り口上、取り付く島もない調子で言う。
エーッ!そんなあ・・・そもそも首曲がり猫に何年にも亘って餌やりをしていたのはKさんなのだ。私もみちよさんも全然見知らぬ猫なのに・・・3分の1づつだって支払う義務は全然ないのだが、好意で寄付を申し出ているのに・・・ひど〜い!
しばらく経ったある雨の日、Kさんが突然我が家に2万円と缶詰を持ってやって来て「これ以上はできませんから!」と一方的にまくし立てて帰って行った。だが、それだけでは済まなかった。その後、KさんはあらゆるところでS井にふんだくられたと触れ歩いていると後日風の便りに聞いた。
どう考えても私の方が被害者だ。
大和市のSさん宅に行った首曲がり猫はその後しばらくして死んでしまった。Kさんに連絡すると引き取らないというのでSさん宅の庭で眠っている。
今でもはっきり思い出すが、あの夜首曲がり猫は長毛の三毛猫と一緒にいた。首曲がり猫がおとなしくキャリーに入って運ばれていくのを見て、三毛は激しく鳴いて抗議していた。
その長毛三毛猫は後に判明したことだが、2号棟1階のS木家の猫で、手術後のエリザベスカラーを付けたまま家出。P階段あたりで誰かに給餌されていた。誰かがエリザベスカラーを外し、その後虎バサミに挟まれてもがいているところをM本夫妻が外した。(その時点で病院に連れて行ってほしかったが。)
「山手ネコロジー」結成直前、S井が足先のない長毛三毛を発見。その後現れないので尋ね猫ポスターを貼って探した。連絡してきたのが元飼い主のS木さんだった。その時にはみつからなかったが、その後、学院の教員に引き取られていると聞いた。
ノワールを初めて見てから10年、いろいろなドラマがあった。嫌なことはすべて人間によってもたらされる。猫たちはみんな健気でいじらしい。
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