つれづれ日記
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2002年07月19日(金) 今夜は大々的に餌やり

熱狂的阪神ファンのM浦さんと息子さんが横浜球場へ阪神・横浜戦を見に行くので餌やりを頼まれていた。(阪神は快勝したらしい。)

缶詰をほぼ13缶開ける。ペットボトル2本に水を入れカリカリもたっぷり持って出発だ。コロコロキャリーが重い。8時40分くらいだがノワールの餌場を回る。「プリンス猫階段」へ行くとS内さんの車の下、前部だが奥深くにコロちゃんがいる。すぐに「新黒」の姿も。「新黒」に缶詰をあげるとガツガツ食べる。8時にはS内さんにたっぷりカリカリを貰っているはずだが、缶詰が好きなのだな。

コロちゃんが車の下から出て来た。と、賑やかに喋りながら階段を上がってくる一団が。見るとM本夫妻と男女のお孫さんだった。コロちゃんにカリカリを与えるがコロちゃん、小さい子供(1年生)は苦手なのか隠れてしまった。

みんなで「山手猫階段」へ向かうと駐車場から小桃が鳴きながら道路へ上がって来た。M本氏がたっぷりカリカリをあげる。私がそれに缶詰をトッピングする。

先に「山手猫階段」へ行ったM本夫人は一足先に帰ってしまったようだ。真っ暗の階段中腹の餌場でM本氏とお孫さんが集まった猫たちにカリカリをあげている。私が行くと缶詰が欲しい猫たちは大騒ぎ。12個分の缶詰はすっかり無くなってしまった。M本さんたちは先に帰宅し、私は給餌を続ける。カリカリを出しても缶詰の後なので、殆どの猫は見向きもしない。

暗いし、給餌に忙しくてしかとは確認できなかったが、来ていたのはポパイ、スミオ、茶々、ゲンキ、ポオ、ワカメ、パンダ、タビー、ハイシロー、濃い三毛、花子、アニー、バニー、トニー、タニー、プリンス。ずーっと姿を消しているというコロンはやはり居なかった。白三毛もいなかったように思う。暗がりではハイシローと似ているのでもしかしたら居たのかも。

「山手スカイウォーク」のてっぺんまで行ってみるとアニー、バニー、トニー、タニーの4兄弟がいた。カリカリしかないがたっぷりと置く。小さなプラスチック容器が転がっている。単なるゴミか水容器なのか分からないが、もう一度、下までペットボトルを取りに戻る。缶詰の空き缶を持参していたのでそれにも水を満たす。バニーが早速飲んでいる。

下に降りかかるとアニーが転がるように従いて来て甘える。ひとつ下の踊り場でアニーを可愛がっているとバニーも甘え声を出しながらやって来た。2匹が交互にひっくり返って甘える。もうひとつ下の踊り場まで行って2匹を可愛がる。するとトニーまでが甘え声を出しながらやって来た。アニーはもう甘えて、甘えて仕方がない。後ろ髪を引かれつつ階段を降りる。3匹は従いて来たがワカメが睨みをきかせながら上がって来たのを見てアニーとトニーは戻って行った。

餌場を片付けていると又、猫たちが集まって来た。ゲンキ、ポオ、ポパイを撫でる。ゲンキの右目から汚い目やにが出ているので拭ってあげようとすると気配を察して逃げてしまった。ハイシローがポパイに猫パンチするのでハイシローを叱る。懐中電灯を手に猫たちに話し掛けている怪しげなおばさんの姿は鬼気迫るものがあるのか、階段を上がりかけたおじさんは引き返して学院の中へ入って行った。ハハハ・・

店仕舞いして帰りかける。畑の方の道に座っている猫は誰かな?と見つめているとこちらにやって来た。茶々だった。すごく甘えるので石垣の上に乗せて可愛がる。可愛い、可愛いと話し掛けていると何度もニャーの口をする(声は出さない)。こちらも後ろ髪を引かれながら道路を渡る。当然のように茶々も渡って来たが従いては来なかった。山手の猫たちの甘えぶりには本当に参る。切ない気持ちで一杯になってしまう。

5月11日に陽光の中でのノワールを始めて見てその惨状にショックを受けた芝生を横目で見ながら「プリンス猫階段」を通りかかる。ここでコロちゃんや「新黒」などに給餌しているとノワールもやって来たものだった。最初から端っこの黒い軽自動車の下にいたこともよくあった。つい1ヶ月ほど前のことだ。コロちゃんはそのままS内家の車の下にいる。安心しきっているようだ。再びノワールの餌場を通る。涙こそこぼさなくなったがまだまだ悲しい。


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