++るうの独り言++
目次へ|前へ|次へ
N嬢が資格とって インストラクターばりばり始めた、そのとき ・・・う。いかん、このままでは。私もなにかせねば! と、心落ち着かなくなった。
が、一口コーヒーを飲んで考える。 「自分だって、ちょうど今のIT革命の大騒ぎとほとんどいっしょの、あの日本語大ブームのときに、即、“日本語インストラクター(笑)”やったじゃん。」
そこでやっと落ち着く。
P女史が大学生になってうきうき楽しそうなのを見ると ・・・う。私、このままではまずいのでは? 勉強せねば! とか、そわそわしてしまう。
「おいおい。あんたすでにとっくのとうに大学でて、かなりの難関試験突破して、10年以上も自分の夢を実現させてきたではないか! なにをそわそわしている?」
そこで、あ、そうだったそうだった、と思いなおし落ち着く。
みんながうらやましいというのではなく、 がんばってるみんなに引き比べて、今の自分が実にふがいなく思えてしまうのだ。それで申し訳なくなってそわそわしてしまうのだった。
他人様が見たら 「ばかみたい」と笑われそうだが こういう思いがときどき持ち上がる。
順番が前後するが、 一番ひどかったのが、NHK「プロジェクトX」。 毎週楽しみにみてはいたんだが、見てるうちに 「いかん。・・・こんな私では、このままではいかん。なにか、なにかをせねば!」という思いがどんどんひどくなってきて、 それで現状の自分がだんだんイヤになってきてしまった。怠惰でなにもできない自分を憎んだ。
私が悶々としているのをみた旦那が 「確かに劇的なことはないのかもしれないけど、みーんなプロジェクトXみたいなことは毎日やってるんだよ。 あとで振り返るとああ、そうだったな、っておもうけど、やってる最中はみんな夢中で気が付いてないよ。 誰だっていっしょだよ。あんただって毎日そうなんじゃない?」
・・・私は旦那ちゃんがいないともう生きていけない。あは(*^-^*)
で、今の仕事の資格取るために勉強して、現場で働くようになったら、「プロジェクトX病」(笑)がかなり治った! 落ち着いて番組が見られるようになった。
この“そわそわ”とか「なにかしなければ!」とかいう浮き足立ちは 「達成感」によって鎮まるのかもしれない。
それは今までやってきたことでもよし、今行ってることでもよし。 人が評価した自分ではなく 自分自身で「やるだけやったじゃん!」という思いが必要。
つうことは 達成感をもってないと 一生地に足がつくことなく、焦燥感を引きずって生きねばならないことにもなる。
「プロジェクトX病」はもうあんまり罹りたくないぞーー。
◆昔の今日の記事
|