++るうの独り言++
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2001年12月07日(金) 真似したなあああ(笑)

孟子曰く、「君子の人に異なる所以は、其の心を存(かえり)みるを以ってなり。君子は仁を以って心を存み、礼をもって心を存みる。仁者は人を愛し、礼ある者は人を敬す。人を愛す者は、人恒に之を愛し、人を敬する者は人恒に之を敬す。此に人あり、その我を待つに横逆を以ってすれば、則ち君子は必ず自ら反みるなり。我必ず不仁ならん、必ず無礼ならん」と。

孟子がいうには
「君子が凡人と違うところは、よく己の心を省みるところである。君子は仁を基準に反省し、礼を基準に反省する。仁のある者は人を愛し、礼のある者は人を尊敬する。人を愛す者は常に人からも愛され、人を尊敬する者は常に人からも尊敬される。ここに1人の人がいたとして、その人が自分に暴虐無礼な態度をとったとする。この時君子ならば(相手を責めるのではなく)必ず自分のことを反省する。自分には仁の心が足りないのではないか、礼の心が足りないのでないか」と。


うーむ。ちょいと名づけに張り切りすぎたかな。はっはっは。

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『孟子・離婁篇』
人を愛して親しまれずんば、其の仁に反れ。人を治めて治まらずんば、其の智に反れ。人を礼して答えられずんば、其の敬に反れ。行い得ざる者あれば、皆諸を己に反み求めよ。其の身正しければ而ち天下之に帰せん。




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