ちーちゃんままの日記

2008年01月20日(日) 迷子になる

子の年齢:4歳

 日曜の朝、テレビのキッズタイムを見て、ちんたらと朝食を食べ、ショッピングセンターに出かけた。
 こう書くと、開店と同時に着いたように見えるが、実は到着したのは昼過ぎ。
 10時のおやつにショッピングセンター内のカフェでおいしいケーキを食べようと考えていたのを、「寒い」の一声で一蹴されたからだ。
 「そうだよね、寒いもんね。風邪気味だし。寝よっか。」
 風邪気味のちーちゃんを寝かせるべく、率先して昼寝を始めると、何故か着替えを始め、
 「行くよ。」
 えー、気持ちよく寝てたのに〜、何で今頃行く気になるの?

 エスカレーターを降りて、ドラえもん握手会をやってから、無印良品に向かって歩いていくと、ちーちゃんはなぜだか一人ですたすたと歩き出し、エスカレーター前の広場で床に寝転んでいる。
 「はぁ????」
 一体何をしているのだ?
 自分の息子ながら、呆れてアゴが外れそうである。
 もう勝手にしやがれ、と別のショップに入って店内を見て回り、元の場所に戻ってみると、ちーちゃんの姿がない。

 泣き声が聞こえないかと耳を澄ましてみたが、泣き声も呼び声も聞こえない。
 あたりをぐるりと探して、2階のおもちゃ売り場にも行ってみたが、見つからない。
 仕方が無いので総合案内所で呼び出しを掛けてもらった。
 「グレーのトレーナーに黒のズボン紺の長靴を履いた、ともひろくんという4歳の男の子を探しています。」
 「お母様のほうでも、見つかったらお知らせください。」
 と言われて、我に返って探しに行くが30分経っても見つからず、見つかったという放送もかからない。

 泣き疲れて脱水症状になっているのではないか?トイレが我慢できなくなってもらしているのではないか。駐車場をうろついて車にひかれるのではないか?
 どきどきしていると、見つかったという放送がかかった。
 走って迎えに行くと、ちーちゃんはけろっとした顔をして椅子に座っていた。泣いた痕跡もない。
 「どうやってここに来たの?」
 「歩いとったら、おじさんにどうしたん?って言われた。」
 「ママとはぐれてからどうしとったん?探さんかったん?」
 「どうせ見つからんと思ったから、探さんかった。一人で歩いとった。」
 えええ?

 さて、30分も時間を無駄にしてしまったので、とりあえずおもちゃ売り場に連れて行ってやる。
 ちーちゃんは一人で、ゲキトージャーをぐるぐる回したり、ゲーム機の操縦かんをがちゃがちゃ動かしたりして忙しそうだ。
 「パンツ買いに行きたいんだけど、一緒に来て。」
 「やーだ。」
 「もう置いて行くよ。」
 「やーだ。置いて行かんで。」
 もういいや、パンツを買って、またゲキトージャーの売り場に戻って見ると、ちーちゃんがいない。もう飽きたのかな、と辺りを見回していると放送がかかった。
 「ともひろくんという4歳の男の子をお預かりしています。」
 あああ、今日2回目だよ。


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