今日はN響オーチャード。 でも渋谷のあまりの人込みにホールに辿り着くまでに挫折しそうでした… そして文化村はエッシャー展の為に地下から3階まで行列が出来ていた…。 私も見てみたいけどああいうのは人に押されて見たくないなぁ…。 なんでこんなに人が多いんだろう。 N響で「チケット譲って下さい」って立ってる人も初めて見たしな。 そんな今日の曲目は メンデルスゾーン:序曲「海の静けさと幸ある航海」 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェヘラザード」 でした。 ピアノはユージャ・ワン。 音は軽やかだけど個人的にはもうちょっと奥行きが欲しいかな、という感じ。 でも最近は女性の割に力強い音を出す感じのピアニストばかりだったので 久々に女性らしい音を聞いたような気も。 シェヘラザードはコンマスのソロがちょっと苦しそうだったな… あと客席がやたらゴホゴホしていた…風邪流行ってるのか。 咳が出るのは仕方ないけど曲の最後の余韻に浸ってる所でゲホンとやられると 何だか気が削がれるしオーケストラの人も可哀想になるよ…
そんで東急本店で母親とブラブラしてたら店員(おばさん)に高校生だと思われた… 高校生でも御裁縫とか出来ないと駄目よ、みたいな話をされた。 まぁ裁縫も刺繍もそれなりには出来ますが、とりあえずウザかったです…。 大体もうすぐ肌も曲がる年齢ですよ。チキショウ。
…そして帰ってきてから白虎隊の後編… あれが面白かったと思った人は読まないで下さい。 なんかもう誉める所が一つも見つからないんですけど…なんのカタルシスもない。 主役は結局「終始グズだったから助かった」みたいな。 迷子で自刃しかけて犬に刀を取られるって…ギャグか。 母親も「立派に死ね」「立派に死ね」としつこい程に連呼しといて 何もしないで帰ってきた息子に「生きてて良かった」とかさ…なんなんだ。 昔の白虎隊なんて助けられた隊士が 「どうして死なせてくれなかった!」とか言ってたと思ったけど… (それに会津が本当に苦しいのは降参した後で、薩長は会津で強盗強姦し放題の上 会津軍は「賊軍」として両目を抉ったりの殺戮を楽しみ戦死者の埋葬も許さない… そんな酷い有様だったりする訳だけど、そういうのも無かった事になってる…) 白虎隊って誰が書いても泣けるテーマの筈なのにこんなに泣けない白虎隊はありえん。 自刃シーンとかね「城が…燃えている…」のあたりに全然悲愴感が無いし 「城が燃えてる」なんて台詞回しが現代風に略されて瞬時に萎えた。 だったら「城が…」だけ言わせれば良いと思うんだ… そして介錯も無しにあっさり腹を刺してバタバター。 …これは仲間内で介錯して最後の二人はお互いに喉を突き刺すっていうのがさ… それで一人死にきれずに手当てをされて、目覚めた時には全て終わってたってのがさ… 灯籠流しなんてのも会津でやる筈ないしさ、 そこで隊長が「正しい戦などないと思いました」なんて言うのも侮辱だと思う…。 こんな現代人の感覚で脚本書かれてもなぁ、自分達が正しいと思わなきゃ戦なんてやらん。 つか徳川への忠誠を守って、新選組を預かって勤王派の反感を買い 蛤御門で一緒に長州を落とした薩摩は裏切るし (その蛤御門での長州の恨みが一番長州に被害を与えた薩摩にじゃなく 鶴ヶ城のボコボコにされた天守閣にあらわれていると思うんだけど あれで1日に2000発の銃弾を受けたとか言われてもちっとも悲劇じゃない…) 愚直なまでに誠実で生真面目すぎた所為で時勢が読めず 官軍だった筈が何時の間にか賊軍になってたっていうその辺を描かないと 松平もただのバカ殿で、なんで白虎隊が悲劇なのかっていうのが全然分からん。 女子供まで戦に駆り出されて最終的に自害ってシーンも 親が子供を殺すのを手伝ったり…って泣かせ所があるのに 皆自分が死ぬのに必死でなんかもう…子供生き残っちゃうよ… 東の松平は合ってたと思うけど最後に鶴太郎に頭を下げるのが凄い屈辱的だな… まぁ屈辱的で良いんだけどさ…なんか可哀想って思う部分が違う… そしてオチの現代シーン。変な挨拶とかしてふざけてんのか。 クロスのアクセサリとかワインで乾杯とかなんなの。 見ててほんと疲れた…。なにこれ。会津の人間じゃなくても怒るわ。
まぁこういう時代劇を見るとやっぱり土方は格好良いなぁと思う訳で。 何で新選組が出ないんだと思ったけど逆にこんな時代劇に出なくて良かった…。 滅びの美学を真っ向から否定する幕末物ってなんだかなぁ…
2007年01月07日(日)
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