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2003年09月10日(水)
フジの番組「晴れたらいいね」での鬼伝説の扱いに物申す

この日記は日記というよりは、私の読書ノート、映画ノート、旅ノートの統合版のようなものです。各掲示板への書き込みもここに載せます。

今回は某考古学掲示板への書きこみを少し編集して載せます。



岡山県総社市の北の山の上に、
7世紀の朝鮮式山城といわれている「鬼の城」があります。
鬼の城から、吉備の国が一望に眺めることが出来ます。

(西門を再現中。建物のデザインの質問に対して)

うーむ最近行っていないんで、どうなっているか実際のところはよくわからないんです。何を資料にしたか、また勉強しておきます。鬼の城は今、半年行かないとまるっきり雰囲気が変わるくらい変化しています。ある程度完成してから行きたいなあ、と思っています。

そういえば、この前フジの番組「晴れたらいいね」で、『吉備の国では鬼は悪者ではなく、地元の人たちに尊敬されている渡来形の豪族だった』という内容の番組をしていました。地元人間も知らない、血吸い川上流の砂鉄採集スポットも映してくれて、面白かったのですが、数ある鬼(地元では温羅)伝説のなかから楯築遺跡を取り上げているのは感心しなかった。楯築遺跡にある『ストーンサークル的な』石の楯は、鬼の城からの矢を防ぐためのものだったという伝説です。けれども楯築の石は(おそらく)三世紀に作られたもので、(おそらく)7世紀の話である桃太郎の鬼退治とはまるっきり時代が違うのです。

いくら伝説の紹介とはいえ、あれでは楯築遺跡の権威が下がる、と、弥生時代の超重要遺跡である楯築遺跡ファンの私としては一言言いたいような内容でした。

それでは。