日々あんだら
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2012年09月12日(水) 撮り比べ

こないだ、久しぶりにカメラを買ったのである。
ここにも書いたけど、オリンパスTG-620。防水・防塵・耐衝撃・耐低温のタフなやつである。
言わずと知れた山用。(笑)

で、久しぶりにカメラを買ったら、久しぶりに撮り比べたくなって来たのである。
比べる相手は、今の僕の手持ちカメラの中ではソニーNEX-5しかない。
(余談だが、みんな「ネックス」て言うんだけど、正確には「エヌイーエックス」である)


予め言っておく。
これから書く内容は、少しでもカメラ(デジカメ)のことを知っている人なら、見るまでもなくわかっていることである。
それでも、おれはやる。
なぜなら、2年以上愛用してきたNEX-5を評価軸とすることで、TG-620の実力を把握しやすいからである。
(新しい機材を、使い慣れた機材と比べて実力を把握するのは、レンズやフィルムでも良くやるやり方だ)

そしてなにより、比べるのが好きなのだ。(笑)


ちなみにNEX-5はAPS-Cサイズの大型CMOSを搭載した、SONY初のミラーレス一眼である。
発売は2010年6月頭。僕は予約して、発売日に手に入れた。(笑)
主な仕様はコチラ。
レンズは、キットレンズとして付いてきた、E18-55��F3.5-5.6のズームレンズを使用する。
レンズの実力的には、実用最低限レベルだと思っている。画角は35�亟校擦�27-84�仭蠹�。
あ、あと、「クリエイティブスタイル:スタンダード」「コントラスト:-3」「彩度:-2」「シャープネス:-3」の設定である。
なので、色は浅くて地味だし、拡大するとシャープネスが足りない。(僕の好みには合うんだけど)
ただ、デフォルトの設定にするともっとシャッキリした画になるので、それは断っておきます。

TG-620は、高感度に有利と言われる裏面照射型CMOSを搭載したコンデジ。
ただし、CMOSは極小サイズである。(メーカーのサイトにもCMOSのサイズは載ってなかった)
レンズは画質的に不利とされる屈曲レンズ(ズームしても飛び出さない)で、5-25�弌�
35�亟校擦�28-140�仭蠹�らしい。さらに、高精細(らしい)デジタルズームがついている。


なお、ISO感度は特に断りが無い限り、どちらも最低感度(NEX-5…ISO20/TG-620…ISO100)
というわけで、前置きが長くなったけど、比較開始♪


*

まずは一枚目。どちらも広角端で、絞りはF4/F3.9とほぼ同等である。

NEX-5



TG-620



もう端から違うよね。全く別物。(笑)
CMOSのサイズがでっかいNEX-5の方がレンズの焦点距離が長くなるので、広角端でも背景が綺麗にボケている。
あと、ピントの線も、TG-620の方がギスギスしているのが、このサイズに縮小してでもわかる。



2枚目。逆光性能。どちらもF11で撮影。
でもシャッタースピードのコントロールをミスって、全然違う明るさになってしまった。^^;

NEX-5



TG-620



あんまり比較にならんなぁ。まあどちらもこのレベルのレンズとしては十分は逆光性能ではないだろうか。
ちなみにTG-620の方が太陽がかなり大きく見えるのは、露出が明るくて白飛びの範囲が広いせい。
上の雲と、下の屋根の入り具合を見てみると、27mm相当と28mm相当というはだいたい合ってるんかな?



3枚目。接写対決。どこまで被写体を大きく撮ることができるか。

NEX-5。ズームは55��(84�仭蠹�)で最短距離での撮影。



TG-620。通常モードで一番寄ってこれくらい。焦点距離は7mm(42�仭蠹�)。
TG-620



TG-620。マクロモード。寄れる寄れる。(ズームは望遠端の25��)


TG-620のスーパーマクロモード。焦点距離はカメラが勝手に決めてしまう(ここでは7mm)けど、こんだけ寄れたら文句ありません。



やっぱり、接写ということになると、一眼に普通のズームレンズじゃあコンデジには太刀打ちできません。^^;
(マクロレンズを使えば別やけどね)



4枚目。ストリートスナップ&ズーム対決。いわゆる「銀ブラ」。(笑)

NEX-5、広角端。



TG-620、広角端。



NEX-5、望遠端。



望遠端の中心部を等倍切抜き。



TG-620、光学ズームの望遠端。



中心部を等倍切抜き。



TG-620、デジタルズーム使用の望遠端。



中心部を等倍切抜き。



まず、やっぱりNEX-5の画が地味に見えるが、自然に近いのはこちらだと思う。
やはりTG-620はエッジを強調してギスギスしたり、多分色ノイズを隠すために処理しすぎてのっぺりして見える。

望遠対決では、数値的にもわかる通り、TG-620の方が大きく引き寄せることができる。
ただ、やっぱり実用できるのは光学ズームの望遠端までやなぁ。
高精細とかなんとかって売り文句をつけても、やっぱりデジタルズームはデジタルズームだ。
モザイク画かこれは?(笑)
緊急避難用やなぁ。。
(ちなみにNEX-5もこないだ買った高倍率ズームとかつけたらもっと大きく撮ることができるんだけど、
レンズ交換式のカメラでそれやってたら比較にならないので、敢えてキットレンズのみで比べてます)




5枚目。人工物。どちらも望遠端。

NEX-5。



等倍切抜き。



TG-620。



等倍切抜き。



これは等倍切抜き同士を比べると、NEX-5がボヤっとして、TG-620の方がシャッキリ写っているように見える。
でも、良く見て欲しい。NEX-5はシャープネスを最低まで下げた設定なので、自然にぼやけている感じだが、
TG-620の等倍切抜き画像では、例えばクレーンの先の手すりなどを見ると、斜めにシャギーが入っている。
やはり、極小サイズのCMOSを1200万分割なんてするから、こういう弊害が出てしまうのだ。
(NEX-5はシャープネスをせめて±0の設定にすれば、もっとシャキッと写りますよ)




6枚目。夜の写真。CMOS(or CCD)のサイズの差が一番出るのが暗い場面である。
それを裏面照射型CMOSでどこまで食い下がれているか。。。

今度はTG-620の写真から。

ISO100。



ISO100の等倍切抜き。



ISO400。



ISO400の等倍切抜き。



ISO800。



ISO800の等倍切抜き。



NEX-5のISO800。



NEX-5、ISO800の等倍切抜き。



…まあ、わかってたことですが…やっぱり全然違うな。
等倍で見たらどっちも同じ「デジカメ」って名乗ったらあかんやろ…くらいの差。
TG-620はISO100からもう合格不合格ギリギリラインで不合格、くらいの勢い。
ISO800になったら、紙やすりの上に絵を描いてるみたいな感じやなぁ。

それに比べてNEX-5のISO800の美しさと来たら…
これでもAPS-Cサイズの一眼の中ではどちらかと言うとノイジーって評価なカメラなんですが。^^;



「デジタル製品は最新製品が最高製品」というのは一つの定説ではあるんだけど、
僕は7〜8年前から「デジカメの素質はCCD(CMOS)の大きさだ」と言い続けてきた。
さすがに10年前のデジカメと比べたら今のコンデジでももっと勝負になるかもしれんけど、
2〜3年の差じゃあやっぱり勝負にならない。
(36歳のおれがどんなに鍛えても、41歳の金本には太刀打ちできないのと同じか。^^;)
(蛇足だが、そういう意味でオリンパスやパナソニックやニコンは、ミラーレス戦略を間違ってると思う)


ただ、TG-620について、がっかりはしていない。
これを買う時に求めていた性能は他にたくさんあるから。(一言で言うとタフさと軽さですが。←山用)
それを考慮に入れると、この画質で十分合格点はあげられる。
てか、もともと防水デジカメの中でサンプル画像を漁りまくって、一番まともそうだったこのカメラを選んだのだ。
まあ、贅沢を言うならコントラストと彩度がもうちょっと穏やかだったらもっと良かったんだけど。^^;


そういうことで、適材適所、それぞれのカメラがはまる場面で使い分けて行きたいなと思います。







































































あー、久しぶりにマニアックな日記書いたら楽しかった!!(笑)


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