日々あんだら
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(Leica M5 + Summicron35mmF2 + FUJI TREBI100C)
さっき、アメリカがまた保護貿易政策に走ろうとしているというニュースを見た。
この不況を乗り越えるために国内製品を買おう。 外国製品はボイコットせよ!
豚インフルエンザ問題で豚の輸入を止めた中国はとんでもない国だ。 制裁措置を取れ。
この2つの話の理屈は完全に矛盾してると思うんだけど、どうだろう?
自分たち、自分の国が一番大事。それは当たり前のことだ。 世界中のどこの国だってそうだろう。
だったら常日頃から「自分の国が一番大事」って胸を張って言ってればいい。 順調な時は「世界の警察」を標榜し、自分たちが世界の秩序とバランスを守っているんだという顔をする。 世界中の国に自由貿易を強制する。(※自由貿易自体はいいことだと思います) なのに、ピンチになると、自国のみ保護貿易に走ろうとする。 その一方で、自国製品を輸入しない国を責める。
僕にも数は少ないがアメリカ人の知人・友人は何人かいる。 彼らはみな、気のいい人たちだ。 多少の感覚の違いはあるけど、それは生まれ育ってきた環境が違うんだから当然のこと。 基本的に僕は彼らのことが好きだ。
ただ、国家としてのアメリカ、国民(集団)としてのアメリカ人、ってなるとなんかなぁ… 子供の頃のガキ大将を思い出してしまうのは僕だけなんだろうか???
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