日々あんだら
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今日は高校の同窓会。 ウチの高校は在学中はそんなに仲良くないくせに、卒業したら急激に仲良くなり、 それがずーっと継続されるという変な学校だ。 なんせ、在学中に知り合った友達より、卒業してから知り合った友達の方が多いのだ。(笑) 同窓会もクラスごとじゃなくて、学年全体でやるし。 (ウチの代だけかな?って思ってたら、9歳下のはとこの代も同じらしい。笑)
さてさて、そんなわけで今日は40〜50人が集まったんだけど、お店の前で何人かで立ち話をしつつ みんなを待っていたら、やって来た同級生のOさんが、 「ちょっと、ちょっとhideくん!」っておれを引っ張ってった。 「なになに?」 「ちょっと報告せんといかんことがあるんやけど」 「どしたん?」 「私もうすぐ2周目に突入しそうやけん!」
いきなり2周目って言われてもわからん。(笑)
「なんのこと?」 「ほら、夏の同窓会で会った時に言うとったやん」
キュルキュルキュル…っと記憶を巻き戻す。 彼女の言ってる同窓会って夏に東京であったやつ。全学年合同で1000人くらい集まる。(変な学校!笑) そのとき、Oさん(実は既婚者)から「最近どうなん?彼女でもできたん?」って言われて、「なんやねん、その上から目線!」って返したら、「いや、私も一緒やけん」と離婚したことを打ち明けられたのだった。 その時に2周目に突入だの、おれは周回遅れだの言った記憶がある。
…ということは。。。 「…えーーーっ!ホンマに!?」 「ホンマに」 「うわー、むかつくけどおめでとう!!」 「あははは、ありがとう」 春にご結婚予定だそうです。^^
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さてさて、同窓会の会場の座敷に行ってみると、3つあるテーブルの内、1つは女子だけで占領。 席が2つ空いてるけど、怖くて座れない。(笑) もう1つは男女半々くらいだけど、席が空いてない。 最後の1つは空っぽ。(笑)
ということで、男どもだけで空いてるテーブルを占領する。 周りから「そこだけ空気が澱んどる」とか言われたが、 そんなもん言われなくても座ってる本人たちが一番良くわかっとる。(笑) でも妙に居心地がいいのだ。
遠くに座る、今年3月に同級生同士で結婚するカップルを指差して、 「あいつら、去年のこの同窓会で知り合うたらしいのー」 「そうそう」 「この会にも、そんな出会いのチャンスがあるんか」 「あるみたいやのー」 「なんでおれらにはないんや?」 「こんな席に座っとるけんじゃわ。(笑)」 そんな会話をしていたり。(基本的にやさぐれ席)
しばらく経って宴もたけなわになった頃、Oさんが向こうの席からやってきて、 僕ともう一人の同級生Kと3人でディープなトークに。 K(男性)もバツイチでもうすぐ2周目らしく、上から目線の2人に僕が一方的に押し込まれる内容。 「お前らみたいなんがおるからおれのところまで回って来んのじゃーーー!!」と僕が拗ねる。^^;
そういう会話を続けてたら、急にOさんが、「私、hideくんでもええかなーと思っとったんやけど」とのたまう。 「そんなん知らんわー!早く言うてや!!」 「夏の同窓会の後、メール待っとったのに」 「そんなん言うけど、夏の時にはメアドなんか教えてもろてないぞ!」 「あれ?」 「社交辞令ありがとう。(笑)」
とにかく最近、僕にそういうことを(お世辞でも)言ってくれる女性は、既婚者か結婚直前の人ばかりなんやけど 一つだけ言っておきたい。
フリーの時に言ってくれ!!
「えー、そんなん、女性から言えるわけないやん」 「んじゃ、サインくれ、サイン!」 「サイン出してたって」 「いつ!?」 「最初に同窓会で会った時」 「何年前や!8年くらい前やんか」 「私、『かっこよくなったね』って言うたやん」
うん、確かに。 実はOさんとも、在学中からお互い存在は知ってたんだけど、一度も口をきいたことはなかった。 初めて話したのがその8年前の同窓会で、その第一声が「かっこよくなったね」やったから、 変なこと言う子やなーって印象に残ってはいたんだけど…
「あれってサインやったん?」 「うん。(笑)」
なにそれ? おれ、もしかして鈍感? いや、鈍感なのは気付いてたけど、自分が思ってたよりはるかに鈍感!?
盛り上がる同窓会の片隅のやさぐれ席で、一人ショックを受けるhideなのでした。 隣でK、大爆笑。(笑)
そんな1年の始まり。 えーと、密かに僕のことを思ってくれてる人がいるとしたら、
「密かに」じゃわかりません!! はっきり伝えてください!!(笑)
ちなみにOさん、フィアンセはメール攻撃で落としたらしい。 おれ、8年前も今年の夏も、メアドすら聞かれへんかったからなぁ…
やっぱり社交辞令。(笑)
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