日々あんだら
DiaryINDEX|past|will
| 2008年05月21日(水) |
大長編だよドラえも…じゃない、宮崎旅行(前編:真の勝者は俺だ!) |
PC故障というトラブルもあって(まだ故障中です)、ちょっと間が空いてしまったけれども、 先々週末の宮崎旅行の話。 …超長編です。 ^^; (右側のスクロールバーの短さがハンパねぇ)
5月10日(土) 朝起きると天気予報どおりの雨模様。 うにゅっと起きて、パーッと身支度して出発。 1〜2泊程度の旅行の場合、着替えとかの荷物よりカメラバッグの方がでかくて重い。(笑)
羽田空港に到着して、まずは本屋さんに駆け込む。そこで『まっぷる宮崎』を購入。(笑) 5年前、沖縄に行った時も羽田で『まっぷる沖縄』を買ったんだけど、その頃から変わらぬガケっぷち人生。^^; (でも今回はレンタカーもホテルもあらかじめ予約してったので、その辺が成長している。←沖縄の時は那覇に着いてから手配。笑)
無事まっぷるも購入できて一安心しながら搭乗口まで行くと、 「本日、宮崎空港は視界不良のため、鹿児島空港に着陸、もしくは羽田に引き返す可能性がございます」というアナウンス。 おーーーーい。(笑) さらに「気流の状態が悪いため、離陸後しばらくはお手洗いがご使用になれません」というアナウンスも流れたので、 トイレに行って用を足してたら飛行機に乗り遅れかける。
なかなか前途多難な旅の始まり。(笑)
飛行機に乗ってまっぷるを読み始めるも、離陸直後くらいに爆睡。 結局、東国原知事のインタビュー記事しか読まないまま、気付いたら飛行機は降下体勢に入っていた。 なんのために買ったんだか。(笑) (…いや、前の晩はあんまり寝てなかったもんで。^^;) でもおかげで元気になる。(笑)
宮崎に着くかどうか危ぶまれていたんだけど、どうにか予定通り宮崎空港に向かって飛行機は降下していく。 なかなか雲を突っ切らないなぁ…と思って窓の外を眺めていたら、 雲を抜けた瞬間、海面が想像以上に近くてビビる。
うおーーー!!低っ!!! うわっ、滑走路がすぐ左側にある!!
どうやって着陸するんやろ…と思っていたら、そこから飛行機は左旋回。 街の上を低空で旋回する。 こんな低い位置での旋回は初めてだった。 うわっ、道歩いてる人が男性か女性かわかる!!学校の名前が読める!!! 高い位置での旋回はそんなに怖くないんだけど、これくらいの低さでの旋回は墜落がリアルに想像できてかなり怖い。 久しぶりに飛行機に乗ってて怖かった。^^;;;
飛行機は墜落することなく(笑)、10分遅れで宮崎空港に着陸した。 到着ゲートからレンタカー屋さんに電話してもらい、迎えをお願いする。 そして電話の指示に従って空港の建物から一歩外に出ると…
そこは…
…大雨+強風だった。
まあ、簡潔な日本語で言うとプチ嵐だ。 南国ムードを演出すべく「これでもか!!」と植えられた背の高いヤシの木が、バッサバッサ揺れている。 おぉーーーーいぃ!!!!
テンションがダダ下がりに落ちていくのを感じながら、レンタカー(ヴィッツ)で出発! そうだ!今日は写真を撮りに来たわけじゃないんだ!!写真を見に来たんじゃないか! 雨だろうが嵐だろうが、写真見るのには関係ない!! …とテンションを必死で上げようとする僕をあざ笑うかのように、 ヴィッツの狭い車内に突然鳴り響く「ピー!ピー!」という警告音。
びくぅっ!!
驚きながら見ると、助手席のシートベルト非着用のランプがチカチカ点滅しているのだった。 もちろん、助手席に人など、ましてや彼女など座ってはいない。 そこにあったのは…そう…
カメラバッグ。
おい。
アホーーー!!それは人ちゃうやろ!!ピーピー言うなや、ぶっ壊すぞボケっ!! と悪態をついてみても、もちろん車に通じるわけもなく。 仕方なくカメラバッグにシートベルトをかけて走り出す僕。
なんて言うか、あれだ。 その… 人間と間違われるくらいの重さのカメラバッグを持って来ている、というその事実が、 「おれは写真を撮りに来たんじゃないんだ!写真を見に来たんだ!!」と言い聞かせていた僕の心を打ち砕こうとするんだ。
ま、負けないもんっ!!
そう、申し遅れましたが、この旅の最大の目的はnicoちゃんの個展「ニコテン」を見ることだったのです。 空港から車で1時間のギャラリーを目指し、僕は走る。いや、助手席のカメラバッグと共に走る。(こうなったらもう同乗者扱いだ!) テンションを上げるために、BGMはブルーハーツだぜっ!!ぶっ飛ばせ!!!
…とアクセルを踏み込んだら、前の車に突っ込みそうになる。 危ない危ない。。。^^;
この日は、自分の感覚と運転が微妙にズレてるような日で、運転をしていて非常に怖かった。(そんな日ってあるよね?) 事故る…このまま行ったら絶対事故ってしまう…とドキドキしながら運転してたら、 nicoちゃんに教えてもらったオススメのお弁当屋さんに気付かずに通り過ぎてしまう。 ノォォォォォーーー!!チキン南蛮弁当ぅぅ〜〜〜〜!!!
後ろ髪を引かれながらもビクビクドライブは続く。 仕方ないので、ギャラリーの最寄コンビニ(とは言っても車で10分くらいはある)にお弁当を買いに入る。 うぅ…チキン南蛮弁当がよかったよぅ。シクシク。。。 と心で泣きながら弁当コーナーを見ると、ギャル曽根の笑顔と目が合った。 なんとなくヤツに挑発されてるような気がして、ギャル曽根プロデュースの「トリプルカツ弁当」を購入。 お前なんかに負けるか!!(いや、余裕で負けます)
コンビニを出る時に方向感覚が狂い、軽く道に迷ったりしながらも、無事ギャラリーに到着した。 そこがアナタ!めっちゃ素敵な場所だったんですよ!! 今まで数十箇所のギャラリーにお邪魔してきたけど、雰囲気ということに関してはここがダントツ��1だと断言できる。 木立と麦畑に囲まれた教会。その前には芝生が広がっていて、雨粒を優しく受け止めている。 外観を見ただけで鳥肌が立った。
nicoちゃんたちはまだ着いてなくて、シンとした静けさの中、1人でじっくり写真を見る。 聞こえてくるのは雨の音と自分の足音だけだ。
1回目はテンションが低いこととか、感覚がずれていることもあって、なにも感じない。(僕にはたまにこういう日がある) 少し時間を置こうと、ギャラリーの入口に腰掛けて芝生の上に降り注ぐ雨をボーっと見る。 そして2回目、3回目。じんわりとnicoちゃんの世界が僕の中にしみ込んでくる。 雨の中で1人静かに見るのにピッタリな写真たちだった。1人で来て良かったと思う。
僕の写真は単純だ。あるものの一面しか写らない。 笑顔の写真なら喜びだけが。光の写真なら明るさだけが。 良くも悪くも、それが僕の写真。
でもnicoちゃんの写真はそうではない。 笑顔の裏側にある淋しさが。 光の中にある陰が。 儚さが秘めている強さが。 そういうものが写っている。 nicoちゃんはきっと、そんな風に世界の両面を見てるんだろうなぁ、と思った。 自分には無い視点の上質な写真を見るのは心地良い。
そうやって浸っていると、遠くから車の音が近づいてきて、ギャラリーの横で止まった。 やっとnicoちゃんたちが到着。 nicoちゃんと、彼女の愛犬のハク(そういや字は聞かなかったんだけど、カタカナでいいんだろうか?)と、 ツムさんと、pico夫妻。 picoちゃんの旦那様とは初対面で、お互い緊張しながら挨拶する。
3人が写真を見ている間、ギャラリーの入口に腰掛けてnicoちゃんといろいろ話をした。 彼女に会うのは確か3回目だったと思う。 1回目の時は挨拶くらいしかしなかったから、実質は2回目。 今回のこととか、会場をここにした理由とか、いろいろ聞く。(インタビュアーみたいやった。笑)
足元にはハクが走り回っている。 見てると、木材の小さな切れっ端をくわえて、噛んで、バラバラにして遊んでいるみたい。 …あ、むせた。(笑) 聞くと「木が大好きなんです、この子」とのこと。 どんな肉食動物やねん!!(笑) ギャラリーの床に小さな木片がいっぱい散らばってるなーと思ってたら彼女の仕業だったらしい。(笑)
そうそう、2階に設置されたスライドショーも素晴らしかった。 僕は写真では滅多に泣かない(自分の撮った写真で1回泣いただけ。笑)ので泣きはしなかったけど、 鳥肌が立った。(オレを泣かせたかったらスラムダンク持って来い!!) このスライドショーは、間違いなくミーさん泣いたな…と思って後で聞いて見ると案の定、 エライことになってたらしい。(笑) 2回見て2回泣いたそうな。^^ 僕の後に上がって行ったpicoちゃんもなかなか降りて来ない。 2〜3回見てるのかな?それとも涙が引くまで待ってるのかな? その次に上がって行ったツムさんは、顔中グチャグチャになって降りてきた。 picoちゃんのティッシュを大量に消費する。 「ミーちゃんに『あんたはティッシュをたくさん持って行った方がいい』って言われたのに…」 って台詞がメッチャ鼻声だ。(笑)
みんなが落ち着いたところでお昼ご飯。時計はもう3時を指していた。 …失敗した。冷えたトリプルカツ、めっちゃ不味い。(涙) ちくしょー、ギャル曽根の野郎…(逆恨み)
みんなはnicoちゃんオススメのお弁当屋さんのチキン南蛮弁当だ。 いいなぁ…と思いながら見ていたらツムさんが「hide、一肉あげるよー!」と分けてくれた。 ありがとー!!ウマいこれ!!これウマい!!!
…でも「一肉」って数え方は変だと思う。(笑)
ご飯を食べ終わったら、やっぱり始まる撮影会。 みんながそれぞれを撮りまくる。 picoダンナ(略)がハクを完全に手懐けていて、「No!ハク、No!」とか「Go!Go!Go!」とか、 気分は完全にブリーダー。(笑) でもハクを操るのは木の枝があったら簡単だ。(笑)
僕もハクと遊んでみた。 枝をハクの目の前に持ってって、ヒラヒラと動かすと飛びついてくる。 ネコに猫じゃらし、よりも食いつきがいい。 そして飛びついて来たところをひらりとかわす!
かわす!!
またかわす!!
そうやってからかってたら、その内ハクがおとなしくなった。 あれ?ヘソを曲げたかな?と思ってたら急に飛び掛って来て枝を奪われた。 おのれ!やるな!!
何度かハクの奇襲攻撃にやられたけど、すぐにコツを掴んだ。 ハクって常にハァハァフゴフゴ言ってるんだけど、飛び掛ってくる一瞬前に息を止めるねん。 それに気付いてからは、彼女の奇襲攻撃も全て不発。 はっはっは、お前の間合いは見切ったぞ! フハハハハ、甘いわハクっ!!
犬と本気で戦い、優越感にひたる僕。 永遠の少年と呼んでくれ…(違)
そんな感じで暗くなるまで、いや、暗くなっても夢中で遊び、気が着いたら夜の8時を回っていた。 ニコテン最長滞在記録更新。(笑)
ギャラリーを片付けて宮崎市内に戻り、晩御飯へ。 nicoちゃんが昔バイトしてた創作和食のお店(?)に連れてってもらう。 ここはメニューや店内POPのデザインをnicoちゃんが手掛けているそうで、 それを聞いた僕たちは注文もそこそこにみんなでメニューを凝視する。
「おいしそうな写真が得意なhide、どうなの?」と無茶振りするツムさん。 そ、そんなこと言ってねーよ!!(…あれ?言うたかも。笑) 「あ、今日は自慢禁止ね。自慢したら罰金だから」とpicoちゃん。 待て待て待て!自慢はしてない、自慢は。 「聞く人が自慢だと思ったら、それは自慢」 なんだそのセクハラみたいな判定基準は!!(笑)
そんな感じでいつものようにツム・pico連合にチクチクやられる僕。 そしたらさすがに見るに見かねたpicoダンナがいさめてくれた。 「ええー、今日は全然ゆるいよー」とpicoちゃん。 確かにいつもの方がキツい。 「よっちゃん(旦那様)がいるから遠慮してるもん」
…って、おい!遠慮する方向が違うやろ!! 普通、遠慮するならこっち、こっち!!
ところでpicoダンナのことをみんなは「よっちゃん」と呼んでるんだけど、 常識的な社会人の僕としては、さすがに初対面で年上の男性に「ちゃん」付けでは呼びづらい。 そこで僕が何と呼ぶべきか会議を開催する。 結果、「よっさん」と呼ぶことに決定した。イントネーションは「ぐっさん」と同じだ。 「これは新しいパターンだなぁ」とよっさん。
実は最近、年上の男性のことを「っさん」で呼ぶのが静かなブームなのである。(僕の中で) キヨシマシンさんのことは「キヨっさん」だし、ミヤモトさんのことを口で呼ぶ時は「ミヤモっさん」である。 今後じわじわと流行らせて行く予定。(笑)
料理はどれもおいしかった。本当に当り外れがない。 特に穴子とクリームチーズの棒寿司!あれにはびっくりした!! あれは1人1本でも食える! てか食わせろっ!!!
そしてみんなで始めたのがイラストゲーム。 お題に対して記憶を頼りにその絵を描いて、誰が一番似ているのかを競い合う、あのゲームである。(ぷっすまでよくやってるやつね) いや、あれはむしろ「一番似ていないのか」を競うゲームだ。(笑) まずはnicoちゃんが出した『鉄腕アトム』からスタート。 絵心が全くなく、美術は常に3だった僕は体全体を描くことは最初から放棄して、顔のみに集中する。
…が。
あかん、これは藤子不二雄や。。。 目と口が藤子不二雄先生のタッチなのだ。手塚先生のじゃねぇ。
判定は第三者、ということでちょうど料理を持って来てくれたお店のお姉さんにお願いする。 笑いながら快く引き受けてくれたお姉さん。 そしたら僕の藤子不二雄アトムが、奇跡の第3位に!! 有頂天になった僕に次のお題が下される。
よっさん「じゃあ、パーマン1号」
藤子不二雄キャラ、キターーーーーーーーーー!!
目と口は藤子不二雄タッチでしか描けないのだ。 そんな状態でも鉄腕アトムで3位に入ったのだ。 そこにパーマンだなんて、鬼に金棒。 ふっ、この勝負、もらった。
…とほくそ笑みつつ、描くのはやっぱり顔だけだ。(笑)
今度は注文を取りに来た別のお姉さんが判定。 結果はまた3位。 …あれ?誰のキャラでも3位なのかおれ?(笑)
アライグマ、アンパンマン、パンダ、と続くお題。 そしてみんなが描き上げるたびにベルで呼ばれるお姉さん。 注文はビールとかウーロン茶とかをチマチマと。(笑) 絶対途中からベルが鳴るたびにお姉さんたちは「次のお題はなんだろう?」ってワクワクしてたに違いない。(笑)
結果はpicoちゃんが大接戦の末nicoちゃんを下して優勝。 3位はよっさん、4位はツムさん。 そしてラスト3つのお題が全て最下位と大失速した僕がダントツの最下位だった。
「ふん、デザイナーが1-2フィニッシュかよ!」 「福祉系と営業に絵心なんかいらんっちゅうねん」 隅っこで愚痴る僕とツムさん。 しかし最後のパンダでnicoちゃんに負けたのは納得いかん!! 確かにおれのパンダは若干、心持ちキツネ似の輪郭やった。 でもカラーリング(目の周りと耳だけ黒)は正確やったよ!! それに比べてnicoちゃんのパンダは富士額やで、富士額。 どこの世界に富士額のパンダがおんねん!! (キツネ似のパンダは探したらきっとどこかにいると思う。笑)
でもまあこのイラストゲームが「誰が一番似てないか」を競うゲームである以上、 真の勝者はこの僕なのだよ。 フハハハハハハ!!
…ハハ。。
ハハハ…(T_T)
こうして熱くて長い宮崎の1日は幕を閉じたのでした。 ホテルに着いたのは12時40分。 ホテル付属の駐車場はもう閉鎖されていたのでした。。。(泣)
(後編に続く)
…ってまだ続くんかい!!
|