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| 2007年12月10日(月) | 2008年の目標-その1『小豆島展 』 |
そろそろ年末、12月に入ったので、来年の写真に関する目標を書いておこうと思う。
もちろんここに書いたらやらないわけにはいかなくなるから。
意思が弱い自分の逃げ道を塞ぐため。(笑)
来年の目標その1は｢小豆島展の東京開催｣。
＊
みなさんご存知の通り、僕の故郷は香川県の小豆島っていう島だ。
瀬戸内海に浮かぶ、そこそこの大きさの島。
｢故郷の良さは離れてみて初めてわかる」っていうのは月並みな言葉だけど、本当にそうだと思う。
島に住んでいた頃は、あまり好きな場所じゃなかった。
遊ぶところは少ないし。
なにか買物するにも高松まで船で出ないといけないし。
電車は走ってないし。
近所のおっさんはうるさいし。
なんにもない場所だと思っていた。
でも20歳になる直前に大学進学で島を出て、初めてその良さがわかった。
水道水が飲めなかった。
鼻毛が伸びるスピードがめちゃくちゃ早くなった。(ホンマに)
夜空は赤くて、星が数えられた。
朝起きても鳥の声が聞こえなかった。
毎日の生活に潮の香りと波の音がなかった。
隣に住んでいる人がどんな人なのか顔も知らなかった。
それ以降、帰るたびにどんどん好きになって行く場所。
でも、それと反比例するように、島からは人が少なくなり、活気が消え、観光客の数も少なくなった。
こんなにいい場所なのになぁ…なんでみんな離れて行くんだろう？来なくなっちゃうんだろう？
そう疑問に思っている自分自身が島から離れてもう10年以上になるんだけど。
そんなことが常にぼんやりと頭の中にあったんだと思う。
去年の秋、ある日の会社帰りにR cafeでコーヒーを飲んでいた時のこと。
ふと｢小豆島の写真展をR cafeでやりたい｣と思いついた。
思いついた次の瞬間、そばに居た店長のユミさん(知る人ぞ知る小豆島好き)に
｢ここで小豆島の写真展やりません？｣と声をかけた。
｢あ、いいですね、やりましょう｣
5秒で開催が決定した。(笑)
5分後には、開催時期と誰に声をかけるかも決まっていた。
大阪の人に小豆島のことを少しでも知ってもらいたいな。
もしその内の1人でも本当に小豆島に行ってくれたらすごいやん。
そんな思いだった。
そんなこんなで僕とユミさんも含めて10人の人に参加してもらって、
今年の春にR cafeで『小豆島展』を開催した。
小豆島出身者が5人と、小豆島に旅行に行った人が5人。
それぞれの目から見た、それぞれの小豆島の写真がR cafeの壁を埋めた。
今まで何十回と参加して来た写真展の中で、一番思い出に残る写真展だ。
大阪の人たちに見てもらえたのももちろんだけど、僕たちがびっくりしたのは、
それ以上に大阪に住む小豆島出身の人たちが押し寄せて来たこと。
ある人はDMを見て。ある人はmixiのコミュに書き込んだ宣伝を見て。
ある人は友達からの口コミで。
島っ子のネットワークはこんなにすごかったのか、とびっくりした。
その時の感想ノートを見ると、｢懐かしかった。帰りたくなった｣って言葉がいっぱい並んでいる。
今でも読み返すたびに、やってよかったなぁって思う。
当初から、大阪の次は東京か高松でやろう、という話は冗談半分に出ていた。
個人的には、みんなが小豆島のことを知っている高松より、帰ろうと思ったらいつでも帰れる高松より、
小豆島の知名度が低くてなかなか帰れない東京で開きたいと思う。
というか、開く。(笑)
時期は未定です。
場所も未定です。
でも絶対来年中にはやります。
すでに前回出展してくれた9人には参加をお願いしてOKをもらってます。
それ以外にも2人、参加すると言ってくれてる人もいます。
ほかにも参加してくれるという人がいたら大歓迎です。
大阪開催が終わった後の日記を読み返したら、｢僕のライフワークになるかもしれない｣って書いてあった。
これから1年に1回くらい、日本のどこかで小豆島展ができればいいなぁ。
最終目標はNY開催です。
(いや、ホントにNY開催用のDMデザイン案も用意されてんねん。笑)
＊
で、お願い。
東京(もしくはその近郊)で写真展示ができるカフェを探しています。
条件は、
・駅から歩いて行ける距離。
・2週間くらい借りられること。
・ある程度の集客が見込めること。
・壁面積がかなり広いこと。
(引き合いに出して悪いけど、MODeL Tの2倍以上あれば嬉しい)
費用は少々かかってもかまいません。
｢こういうお店があるよー｣って情報があったら、BBSでもメールでも結構ですので教えてください。
よろしくお願いします！
来年の初め頃は多分カフェ巡りしまくってると思う。
道連れも募集中。(笑)
