日々あんだら
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これはその前のコマ。こっちはスナップやね。 (MINOLTA CLE+M ROKKOR90mmF4、KODAK160NC)
・portrait…肖像画、似顔絵、顔写真
・snap…ぱくっと噛む、ぱっと飛びつく、素早く掴む
今日の話はあくまで僕の中の基準だから、他の人から見たら違うのかもしれないけど。
今では撮る写真の半分くらいが人の写真な僕だけど、 どんな写真を撮ってもそれは「ポートレート」だとは全く思っていなくて。 いつも「僕の写真はスナップ」だと思っていた。 1対1でモデルを頼んで撮らせてもらったこともあるし、 時には「そこに立って、こういうポーズで、目線はこっちで」って指示をすることもあったけど、 それでも僕の中でそれはスナップだった。
2週間前に撮らせてもらった1枚の写真。 写真の中の彼女と目が合った瞬間に、「あ、ポートレートだ」と生まれて初めて見て思った。自分の写真を。 別になにか特別なことをしたわけじゃない。 彼女は僕の友達で、その足元では彼女の恋人がしゃがんでフィルム交換をしていて、 それを眺めていた彼女に「こっち向いてー」って声をかけて撮っただけの写真。 ホントいつも通り。 カメラも使い慣れたものだったし、カメラ構えてから撮るまでも数秒だったし、 撮り方も撮った時の心の持ち方も普通だった。 ホントにいつも通り。
でも、こういう写真は始めて撮った。(いや、「撮れた」かな?) いつもの写真となにがどう違うのか言葉では説明できないし、 そもそも自分の中の「スナップ」と「ポートレート」の境界線がどこなのかもわからない。 どうやったらこれがもう一度撮れるのかもわからない。 だけどこれは僕の中では初めてのポートレートなのです。
自己満足かつ自己完結な日記でゴメン。^^;
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