日々あんだら
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2005年09月01日(木) ある酔っ払いの夜





日本下戸協会名誉会長のhideですこんばんは。
…懐かしいこの書き出し。そう、昨日今日と2日連続であるこーるを体内に入れちゃいました!!


いや、大事件やねんて、これ。
無い時は1ヶ月一滴も飲まへんかったりするんやもん。。


まあ、昨日はお客と飲みに行ってたので仕方ないとして。(覚悟もしてたし)
今日の話。


今日は客先を回ってて会社に帰って来たのが6時過ぎ。
その時点でウチの部は全員残っていた。
客先から聞いてきた情報とか依頼をメールにまとめて送信した後、
設計の課長に電話して連絡。

その間、隣の席の課長代理が仕事をするでもなく、こちらをチラチラ見ながら座っている。
パソコンの画面にはなにも映っていない。


…(汗)


電話を切ったのが6時15分くらいだったか。
さて、今日の仕事も終わったし片付けて帰るか…とさり気なく、非常にさり気なく片付けを始める。
そして後はパソコンを落とすのみ、となった時、満を持して課長代理は言った。


「ちょっと寄って行こうかい」


…はい。(涙)



会社の隣のビルの地下にあるお店に入る。

「ほろ酔いセット2つ」

この「ほろ酔いセット」の内容は、
・ビール(大)1杯
・付け出し
・お刺身盛り合わせ(今日はイカとサーモン)
・オードブル
これだけついて1050円(税込み)!

となかなかお得なセットらしいのですが…



大ジョッキ1杯って、致死量ですから!!
ほろ酔いじゃ済みませんからーーーーっ!!!!




ということで、ジョッキ半分空けるのが精一杯でした。
食べ物の方は全部片付けて、追加で頼んだ秋刀魚の塩焼きとか
課長代理の食べられなかったサーモンの刺身とかまでいただきましたが。
残ったビールは課長代理の胃袋の中に吸い込まれていきました。


この時点ですでに耳が少し遠くなってます。声が聞き取りづれー。
いや、楽しいんですけどね、その人の話聞くのは。
僕の親父と同い年のおじさんなんですけど、裏表ないし話もおもしろいし。
でもなぁ…アルコールがなかったら良かったのになぁ…


で、「お前何杯飲んでん?」てくらい赤い顔して(実際は40分ほどしかいなかったのに)一緒に地下鉄に。
乗ったところでJAM POTに用事があったのを思い出し、挨拶をして梅田で途中下車。

この時点で7時すぎ。8時までやってるJAM POTまで歩いて10分くらいなので楽勝。



誰がどうみても酔い潰れたサラリーマンの風体でフラフラと梅田の街を歩く。
途中で喉が渇いてしかたなくなったのでジンジャーエールを買う。
それを飲みながらまたフラフラ歩く。

わー、おっさんやー!!(笑)

と自分の状況を見て内心笑えるくらい意識はしっかりしてるんだけど、
顔が真っ赤なのと頭がガンガンするのは抑えようがない。
だいたい、お酒を飲んで一旦ハイになってから落ちていくならまだいいんだけど、
僕の場合アルコールが入った瞬間から急降下。落ちる一方なのである。
一番テンションが高いのはノンアルコールの時。
ウーロン茶の方が安いし、お酒を飲むメリットがどう考えてもヒトカケラもないのである。
顔が真っ赤になって「頭痛い…」って呻き出して、それが過ぎると今度は真っ青になって寝てしまうのである。
ということで、僕にお酒を飲まさない方が僕自身も周りの人もきっと楽しいはず!
おれには飲ますなっ!!


とか考えてるうちにJAM POTに入る。
夜なのに「こんにちはー」とか言うてる辺り、やっぱり酔っ払い。
そんな僕の顔を見た瞬間、あんこさんの表情が固まる。
「ど、どうしたんですか!?」
後から聞くところによると顔は真っ赤だし目は充血してるし、
『誰かとケンカして(しかも殴り合い)顔が腫れて赤くなって泣いているのか』と思ったらしい。(笑)

「さっきまで捕まって飲んでたんですよー」と状況を説明するが、時に7時20分。
普通酔い潰れてる時間帯ではない。

とにかく用事を済ませて早々に失礼することにした。
どう考えてもJAM POTに酔っ払いのサラリーマンは似合わない。(笑)


で、そのまま帰るのも面倒だったので、パラボラで酔い覚ましして帰ることに。
入った瞬間、今度はキミコさんに笑われる。
「酒の入った僕なんてレアキャラですよー。ウーロン部の連中も見たことないもん」
などと言いながら席に着くと、すぐに水が出てきた。早っ!!

「なんか酔い覚ましになるようなもん、ありますか?」と問うと、
「今日まだババロア残ってるで」と来た。
いや、正直思った。ババロアって酔い覚ましになるのか?と。
しかし「ババロア残ってる」と言われて断ることなど、パラボラマニアの名にかけて決してできない。


「じゃあ、ババロアと…アップルジュース」と言うと、
「アップル来ると思ってた」と言われた。
こないだのR cafeのうーさんと言い(※僕が注文する前に「タマゴミックスサンド注文しそう」と厨房で囁いてたらしい→正解)、最近中崎町のカフェの人たちに僕のパターンが読まれて来たような気がする…


で、ババロアとアップルジュースを交互にいただく。
…てか、やっぱ酒飲んだ時にババロアはまずかったかもしれない。
こんな状態でもおいしいのはおいしいんだけど、だんだん胃が重くなって来た気が…

そうしているとキミコさんが言った。
「いつもババロアが余ったら自分で食べようと思ってるんやけどねー」
「いつも売り切れます?」
「そうそう、今日も綺麗に出てしもたし…」
「って、『ババロアあるで』って言うてきたん、キミコさんじゃないですか!(笑)」


まあそういう会話をしつつ、頭はどんどん痛く、瞼はどんどん重くなって行く。





……


…………



ガタン!


でっかい音でびっくりして跳ね起きるとキミコさんが閉店準備で窓を閉めたのだった。

…て、あれ?おれ寝てた???

「2階のソファーで寝る人は時々いるけど、1階で寝たんはヒデくんが初めてやわ」と笑われた。


そしてトドメの一言。
「しかし酔い覚ましでババロア食べる人も初めて見たわー」
「勧めたん、キミコさんじゃないですか!!」


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