日々あんだら
DiaryINDEXpastwill


2005年03月26日(土) 甲子園




前にチラッと書いたような書かなかったような。
今回の選抜高校野球にウチの高校もお情け枠(21世紀枠)で出場してるんですが、
今日はその初戦の日。

本当は昨日が試合の予定で有給まで取ってたんだけど、初日が雨で試合延期。
しっかり土曜日に延びてしまったので有給は取り消し。上司と一緒に横浜出張。(しかも実り無し)
なんとか夜帰って来てサッカー見てたら見事な負けっぷり。

というほぼ最悪な精神的コンディションの中で行って来ました。



試合は第一試合。9時半開始。
同学年・30人くらいで内野特別自由席に固まって入る。
アルプス席は高松からバス50台だか60台だかでやってきた大応援団に押さえられてしまっている。(笑)
なんせ72年ぶりの甲子園なのである。72年前に(旧制)中学3年だった人も、もう90歳なのである。
そらアホほど応援団が押し寄せてくるってもんである。


みんな思い思いの席に座り、試合開始を待つ。
僕はα-7Dにkazuさんからお借りした75-300mmの望遠ズームを付けて、席には付かず金網のすぐ前に立つ。

レンズはほとんどテレ端に固定して、次にボールが飛びそうなところや
クロスプレーが起こりそうなベース上にピントを固定。(AFは信頼できないのでずーっとMF)
右目でファインダーを覗きながら、左目でグラウンド全体を、後輩たちのプレーを見る。
こういう時に昔野球をやってた経験が生きるのだ。

…と書いたらかっこいいけど、そうなかなか上手くも行かず。
だいたいそう思ったとおりのところでプレーが起こるわけでもないし、
読みが外れた時にすばやく構図を決めてピントを合わせて…なんてできるはずもない。

でも後輩たちの姿を少しでもかっこよく残したくて夢中でシャッターを切った。


試合の方は初回にいきなり先制点を取られる厳しい立ち上がり。
それに対しこちらも先頭バッターが三塁打を放つも、後続が続かず点は入らない。
それ以降ランナーを出すもののバントの失敗が続き、点が入らない。
一方守備ではフォアボールとエラーにヒットが絡み、少しずつ失点がかさんでいく。

反撃は3回裏。
1死満塁から4番がライト前ヒットで1点返す。
そして次のバッターが押し出しデットボール。(笑)
もうアルプスは大騒ぎである。
振り返ると、そこは黄色の波が押し寄せてくるかのように、応援団の黄色いメガホンが打ち振られていた。
う〜ん…応援だけなら圧勝やなぁ。。。


試合は結局2-6で負けました。
相手もあんまり強いとは思えなかったけど、いかんせんミスが多すぎた。
あれじゃあ甲子園では勝てんよなぁ。。。

でも甲子園で同窓生たちと集まって大声出して応援して、飛び跳ねて喜んだり、全力で落胆したり、
彼らのおかげでいっぱい楽しめました。

ありがとう。^^




まあ、そのおかげで一生会いたくなかった昔の野球部監督と会う羽目になっちゃいましたけどね。(苦笑)


hide |MAILHomePage

My追加