日々あんだら
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2004年12月30日(木) いつもより余計に支離滅裂




実家に帰って2日目。
昨夜遅くまで目をしぱしぱさせながら大量の年賀状製作を手伝ったおかげで、
今日は大手を振って遊びに行けるのだ。(大掃除免除)


で、昨日からオカンの車を奪って、山に海に写真を撮りに行っている。
最近、普段にはあんまり撮ってないけど、帰省した時は風景カメラマンになる。(笑)
他のものも綺麗だし絵になるんだけど、やっぱり空が特に綺麗やなぁって思う。
東京にいても大阪にいても空は撮ってるけど、こっちだとほとんど空の写真。(笑)
まあ高いビルだの電線だの、空の邪魔をする余計なものが少ないせいもあるんだけど。
そういえば、去年も一昨年も空の写真が異様に多かったな。^^


いつも他の場所で他の写真を撮ってても、ストレス解消とか精神安定になる。
でも故郷に帰って故郷の写真を撮ってる時が一番落ち着いてる気がする。
昨日は山の上の方まで車で行って、残雪が残るなか吹きさらしの(でも見晴らしがいい)場所で
1時間半くらい撮っていた。
普段一箇所に留まって何枚も撮るタイプじゃなくて、すぐ別の場所へ移動したがるタイプなんだけど。
おかげで観光客2組くらいの記念撮影のシャッターを頼まれて、そのまま自分のカメラでも撮らせてもらった。(笑)
そのうち1組の女の子2人連れはいきなり雪だるまを作り始めて、
面白いから眺めてたら完成してからまた記念撮影を頼まれた。
最後に住所を書いたメモを渡されて「いいのが撮れてたらここに送ってください!」って言われて、
どこに行ってもやってることは一緒なので、自分でちょっと笑ってしまった。^^;


住んでいる時にはなんとも思ってなくて(むしろ田舎で不便だと嫌がってて)、
大学進学で離れてから、少し地元を好きになった。
そして写真を始めてもっともっと好きになった。
いい場所だなぁ、と思う。やっぱ老後を過ごすにはこの島だな。
まあそれはもっと先の話でいいんだけど。(笑)
故郷ってそんなもんなのかな?


でも歯がゆさもちょっとあって、やっぱり限られた時期の限られた時間でしか撮れないということ。
何本か小豆島の写真はアップしてるけど(「zero」と「FishingTown」)、どちらも年末年始に撮った写真。
春の若葉の頃とか、夏(はまだお盆に撮れるけど)のギラギラした光とか、秋の紅葉(文句なしに綺麗)とか。
そういう写真はサラリーマンをしてる間は撮れない。
今回撮っている写真も帰ったらアップしたいとは思ってるけど、
「『zero』とどう違うの?」って言われたら言葉につまる。^^;
たまにしか帰って来れないと、いつも良く知ってて気に入っている場所から回ってしまうのだ。
なのでアップしてから「え?去年の写真?」とか突っ込まないように。^^;


ところで面と向かっては絶対言わないんだけど(ってここで書いたら一緒か。笑)、
密かにちょっと(←ここ強調)尊敬してる島つながりの人が2人いて、まあだいたい予想はつくと思うけど
おきくさん優さん
2人とも佐渡島民で佐渡のいろんな場所、いろんな季節の写真を見せてくれる。
それらの写真を見てたら「佐渡を愛してるんやなぁ」っていうのが伝わってくる。
故郷を飛び出して他所で暮らしてる身としては、羨ましく思ったり尊敬したり。
少なくとも2人の写真から伝わってくる佐渡の魅力ほどには、
僕の写真で小豆島の魅力は伝えられていないと思う。
(あ、「ちょっと悔しい」って気持ちもあるな。笑)



ちなみに今回持って帰ったのはα-7Dと二眼レフのAUTOCORD。
2004年製のカメラと1955年製のカメラである。その年の差、49歳。(笑)
35mmの一眼レフは、持って帰るとそれがメインになってしまいそうで怖かったので、
涙を飲んでお留守番を命じて来た。
α-7Dを常に持って歩いて、それがメイン。
で、どうしてもブローニーで撮りたい被写体を見つけるとカバンからAUTOCORDを取り出す。(これがまた取り出しにくい)
こうしておかないと、ついついフィルム消費量が増えてしまうのはこないだの龍野で実証済みなのである。(笑)

で、帰ってきてもう500枚くらいα-7Dで撮ったんだけど、だんだん癖がつかめて来た。
AEは、時々意味不明な露出をたたき出すことはあるものの、基本的にDiMAGE 7Hiと似通った感じである。
なので、とりあえず1枚撮ってヒストグラムを見れば、どの程度露出補正をかければいいのか大体わかる。

AFはあんまり信用できないので、基本的にMFで使っている。
AFの精度を補うかのように、このファインダーがメチャクチャ見やすい。
もしかしたら銀塩のα-7より見やすいかもしれない。
少なくとも今まで使ってきたSRT101やXDなんかよりピントの山は掴みやすい。
実はこれ、すごいことなのである。
普段SRT101やXDで使ってたレンズはF1.4とかF1.8とか、開放F値が明るいピントがわかりやすいレンズだったのだ。
それに対してα-7Dで使っているレンズはほとんどF2.8〜F4.5クラスの暗いレンズである。
それでもα-7Dの方がピントを掴みやすいと感じるということは、
おなじF1.4くらいのレンズをつけたらえらいことになるはずなのである。

…F1.4〜2クラスの明るい単焦点、欲しいなぁ。(遠い目)


シャッター音はもう慣れてきた。
「いい音」とはカケラも思わないが、少なくとも耳障りではなくなってきた。
ただこれ、やっぱりちょっと音が甲高い。
静かにしないといけないところ(結婚式とかライブとか)では使いづらいなぁ。

画質設定は、「ナチュラルsRGB」「ZONE HIGH(白飛び防止モード)」「コントラスト-2」「彩度-1」「シャープネス-1」で使っている。
これでもまだちょっと派手に感じることがあるくらい。
ラチチュードはやっぱりメチャクチャ狭く感じる。
まあ、ネガフィルムのラチチュードに慣れてしまったせいもあるんだろうけど、
体感的にはDiMAGE 7Hiと同じくらいに感じる。

ノイズはISO400で1/4秒くらいで撮っても、モニター上でピクセル等倍くらいで見なければ気にならない。
実質全く問題がないと思う。

あと、手ブレ補正はやっぱり偉大だと思う。
手ブレ補正があるから適当に撮っても大丈夫、という意識は全くなくて、
例え1/1000秒でも1/2000秒でもブレないようにしっかりホールドして撮っているんだけど、
やはり低速域、特に広角域で1/15とか1/8とか1/4くらいでシャッターを切った時の失敗率が格段に減った。
望遠(150mmくらい)で1/30秒くらいで切った時の手ブレ率はたいして変わってないような気がするのだが、
これはきっと望遠レンズを使い慣れていないせいだと思われる。
(今までは50mmが一番長かったもんなぁ…^^;)
まあ、慣れの問題だろう。

とりあえずα-7Dに関して不満があるとすれば、ラチチュードが狭いことだけである。
まあそれはデジタルでは仕方ないし、(頭では)わかってて買ったのでこっちに慣れ直すしかないだろう。




そんな感じで休日を過ごしているhideでした。
明日は親友と遊ぶ(&撮影させてもらう)約束をしているので、またα-7Dを使い倒して来ようと思っている。



しかし…読み返して思ったけど、いつもに増して支離滅裂。
頭を使わずに書いたらこんな感じなのである。休みモードに入っているので頭を使う気がしないのである。
逆を言うと、普段はあれでも精一杯脳みそを振り絞って書いているのだ。^^;


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