日々あんだら
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2004年11月18日(木) マンネリ?




最近行き詰ってるのである。
いや、僕の写真のことなのだが。


僕が初めてカメラを買ったのは3年半くらい前のことだが(やっすいコンパクトカメラね)、
本格的に写真を始めたのはちょうど2年くらい前のことである。
ある人の影響を受けて写真を気合入れてやりたくなり、デジカメのDiMAGE 7Hiを買ったのが
確か2年前の10月のことだった。

さすがにその頃の写真を見返すと、今の僕の目から見て「へったくそやなー」と感じるわけである。
「ここはこういう風に撮ったらええのに」とか、
「今やったらこういう風にするなー」とか。

が、SRT101を買って「フィルムカメラの世界」(と書いて「ドロヌマ」と読む)に足を踏み入れた頃、
確か去年の3月のことだったと思うが、その頃の写真を今見ても、そんなに下手だとは思わないのである。
今の自分が同じカメラ(レンズ)を持ってそのシチュエーションに出会ったら、
多分同じように撮るんじゃないだろうか。

今日の写真はちょうど1年くらい前、買ったばかりのCLEで撮った写真である。
トリミングはしてるものの、今見てもいい写真だなぁ、と思う。
今の僕がこの場にいても、これ以上のものを撮れたか、と言われると自身がない。


上達してないのだ。
変化してないのだ。


多分、ピントは早く正確に合わせられるようになっているだろうし、
露出もそんな極端には外さなくなってきた。
カメラや写真に関する知識も増えた。

でも、被写体を選ぶ目、それをどのように切り取るのかということ。
そういうものは大して変わっていないと思う。
僕の部屋の本棚にずらーっと並べてあるアルバムには、
同じようなものを同じような構図で切り取った写真が何枚も入っている。



『ぽじろも』『ろもくろ』をアップした時に何人かの人から
「どんなカメラで撮ってもhideさんの写真になってるね」と言ってもらった。
多分これは褒め言葉なんだと思うし、僕も嬉しく思う。

しかし、である。
それは僕の"カラー"だとか"スタイル"が確立されたということではないと思う。
本気で始めて2年やそこらでスタイルが確立されてしまうほど、写真というものは奥が浅くないはずだ。

やはりこれは単なるマンネリだと思うのだ。
最近、なんとかこの壁を破りたいなぁと思ってはいるんだけど、
どうすればいいかはわからずに、結局似たような写真を大量生産し続けている。


ただ、ここで断っておきたいのは、えらく熱く語ってるけど、
別にプロになりたくはないし、他の人に褒めてもらいたくてやっているわけでもない。
(結果として褒めてもらえたらそれは嬉しいけど)
めちゃくちゃいいのが撮れたらコンテストに出すこともあるだろうけど、
コンテストで入賞することを目的に写真を撮ってるわけでもない。

でも、もっと上手くなりたいと思う。
もっといろんな写真を撮ってみたいから。
このまま(技術的に上達するとかはあるだろうけど)同じような写真を
延々数年も何十年も撮り続けるなんて考えるだけでうんざりする。
今はまだ楽しいけど、そのうち飽きてしまうに違いない。


だから、もっと上手くなりたいと思う。
もっといろんな写真を撮ってみたいから。
多分、写真って一生の趣味にできるものだと思うから。



とりあえず写真をいっぱい見よう。
最近ほとんどどこにも行ってないんだけど、
ヤフーBBの通信が安定したらいろんな人の写真を見せてもらおう。
写真を始めた時から、僕の写真の教科書はみんなのサイトにアップされている写真だったんだから。



…えらく熱く語ってしまった。
明日とかにこれ読んだら顔から火を噴くんやろうなぁ。。
やっぱり夜中は怖い。(笑)


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