日々あんだら
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今日、待望の本棚が到着して、さっそく組み立てて最後に残った本やアルバムのダンボールを開ける。 さあ、これで部屋が片付くぞーっ!!
…しかし、パターン通りなんですが、入りきらない。 どうやら思ってた以上にフィルムやアルバムやカメラ関係の本が多いらしい。 ということで、午後7時半に急遽ホームセンターへ行くことにする。
近所にホームセンターがないので車を飛ばして、 閉店間際に駆け込んで発送手続きまでしてもらって来ました。 来週日曜に到着予定です。(それまで部屋が片付かない…)
8時過ぎにお店を出て、晩ご飯をなににするか考える。 その時、今日友人Yとその旦那(になる人)とランチをした時に Y(高校・大学と同じ)の口から、大学のそばのお好み焼き屋の名前が出たことを思い出した。 で、思い出したら食べたくてたまらなくなった。
ちっ。しかたない。 ここからなら裏道抜ければ20分くらいで行けるな。
車に乗って走り出す。 5年ほど前に何度か走ったことがあるだけの道なのに、腕が勝手にウインカーを出してハンドルを切っていく。 裏道への曲がり角なんて、前にあったお店が無くなって新しいお店に変わってるのに。 所沢に居た頃は隣町から帰ってくる道なんて全然覚えてなかったのになぁ。 何度も通った道でも毎回「あってるのかな?」って不安に思いながら運転してたのに。。。
4年3ヶ月ぶりに訪れたお店は、おっちゃんがいなくなって見知らぬおねえちゃんがいたことと、 メニューが小ぎれいになっていたこと以外は何も変わっていなかった。 店中に漂う油の匂いも、店いっぱいにあふれる学生たちも。
とりあえずメニューも見ずに学生時代の僕の定番だった「エビ豚定食」を注文する。 関東の人には理解できないらしいけど、お好み焼きにご飯と味噌汁をくっつけるのは こちらでは当り前のことです。(笑)
やってきたエビ豚定食。
お好み焼き自体のボリュームもすごいが、ご飯もすごい。 写真じゃちょっとよくわからないかもしれないけど、日本昔話級の大盛です。(笑)
変わらない味を食べながらおばちゃん(おばあちゃん)に話しかける。 僕 「僕、4年前までこの上の大学に通ってたんですよー」 おば「そうなんですかー」 僕 「今日おっちゃん、いてはりませんねぇ」 おば「おっちゃんもう歳やから、夜遅くまでいられへんのですわ」 僕 「そうですか。まあおっちゃんも僕のことは覚えてはらへんと思いますけど」 おば「あ、でもねー、さっきからお客さんの顔見ながら『どこかで見た顔やなぁ』思てましてん」 僕 (ホンマかいっ!)「そうですか?」 おば「いろんな学生さん見させてもろてるけど、おばちゃん歳やから昔の人しか覚えられへんねん」(笑)
その後もその辺りの部屋の相場だとか、おっちゃんとおばちゃんの家の場所とか、 いろいろ語り始めてしばらく席を立てなかった。。。(笑)
<教訓:大阪のおばちゃんに話しかける時は時間の余裕を確認しましょう>
帰りは中環〜新御堂筋を通って20分で帰ってきました。 近っ。またお好み焼き食べに行こうっと。^^
変わらない味のお好み焼きとか、 体が覚えていた裏道とか、 何度も危ない目にあった、助走区間が10mしかない新御堂筋の合流とか、 車を買った翌日に思いっきりぶつけた、コンビニの入り口のふっとい柱とか、 彼女を送って何度も走った道とか、 仮免の試験の前夜に、友達と徹夜で夜景を見てた展望台とか、 その夜が明けた後、友達の車でクラッチミートの練習をした駐車場とか、 毎週水曜日に通ってて、黙っていても豚骨ラーメンとキムチ焼き飯が出てきてたラーメン屋の跡地とか、 夜中に路駐して友達とバカ話を延々としてた銀行の前だとか、 卒業式の2日前に車の廃車手続きをして、とぼとぼ歩いて帰った5kmの道のりとか…
ただいま。
今日初めて「大阪」に帰ってきました。
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