明日から天気が崩れるってことで、今日京都まで墓参りに行ってきました。 今日は暑いぐらいの良いお天気。 お墓周りは結構な人出でした。平日なのでやはりお年を召した方が多いような。 まずは大谷本廟から大谷墓地にある姉の墓にお参り。 ここには12,500基余のお墓があるが・・・その下で眠る人たちは皆静かで・・・澄み切った青空の下、日常と違う空間に身を置くのもナカナカ良いものだ。
「私のお墓の前で泣かないで下さい」って歌は私には効きません。 今日もお姉ちゃんとゆっくり会話してきました。 27年前・・・姉が亡くなったのも運命。 今の私が今の状態で居るのも必然なのかもしれない。 姉が居たら・・・姉がもし今生きて居てくれたら・・・時々思う事はあるが、だからといって違った道を想像する事は難しい。 歳月が今を受け入れる事を容易くしてくれたのかも 戻れない道だもの〜歩いていきます。見守ってください。としか言えない。
お参りが済んでその坂を登りきったところにある清水寺を目指してると、お隣に同世代ぐらいの女性が並んで歩いておられて、どちらとも無く顔を合わす。 「人がたくさん行かれるので、清水寺へ行く道だと思って付いて来たら、お墓ばっかりでビックリしました」って話しかけられた。 アァー観光の方なのねって納得。(バーバリーのパンツを穿いておられたステキな女性) 清水さんへの観光道は別にあるんだけど、お彼岸なのでこちらへの人が多くって間違われたようだ。 「奥さんもですか?」って聞かれた(^^;; 登りきった清水の茶店のところで 「もう少し後でしたら桜がキレイなんですよ」って言ってその方とはお別れ。一人での京都旅行だったのかしら?
そのあと、↓の写真を撮ろうとしていたら、これまた女性の一人旅の方に 「写真を撮っていただけますか?」って言われて、撮って差し上げたらその後、カメラを持っていた私に「撮ってあげましょうか?」って言ってくださった。「いえいえ、いいです」・・・さすがにお墓参りに来てるのに写真を撮るのも可笑しいかな!?って思ってお断りした。
今度はその清水寺を下って義父の分骨してある三年坂にある興正寺別院に向かう。途中のお土産屋さんで今までは目にも入らなかった可愛いキティちゃんの草履や子供向けの玩具が目に付く。あぁ〜なんかおばあちゃんがつまらないオミヤゲを買う心境が凄く判ってしまった(^^;;
↓興正寺の本堂横の枝垂れ梅が雪のようにキレイだった
お寺の掲示板みたいなところに 「死ぬからこそ 本当に生きる 道を聞く」 って文字を発見。深い・・・みんないずれは死ぬんだよなぁ〜 って墓参りしながら考えてた。
その後はバスで東本願寺へ。 修学旅行の季節ではないので割合すいていた。 ここの畳は落ち着く。 私の心を洗う場所になってます。
京都タワー横目に帰って来ました。(まだ登った事が無い) 帰ったら、父も大阪の母のお墓参りに行ってきたようです。
↓玄関に可愛いミニ胡蝶蘭が置いてありました。
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