KYOKOの日記
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2007年10月24日(水) 近かった薬師寺

今日はお寺さんの月参りだったが、朝早く来られたので父が久しぶりに大阪市内のお墓参りに行くついでに叔父さん(父の弟)の家に寄ってくる。といって出かけてくれた。

お天気も良いし、買い物とかの用事も無いし・・・どっかに出かけよう〜
って事で「奈良 観光」で検索
そこで出た「奈良県観光情報 大和路アーカイブ」ってサイトで調べてみる。
「薬師寺 玄奘三蔵院伽藍 大唐西域壁画 秋の特別公開」ってところに惹かれる。一度見ておきたかったの〜〜

で、事で行ってきました↓




その前にコンビニでFLASHゲット。
こんな雑誌持って聖域に行く私って(゜ー゜;Aアセアセ

薬師寺はいつ以来だろう??近くて遠いところだわぁ(^^;;

お昼近かったけど人は思ったより少なくって、団体さんもそれほど多くなくゆったりと見れました。

古いお寺だけど、再建された比較的新しい建物が多く・・・圧倒的迫力で明るい日差しの中、眩いばかりにその存在感を示していた。

その中にあって国宝東院堂と東塔のくすんだ雰囲気が落ち着きを感じられて良かった。




↓東塔



↓西塔



↓金堂(奈良時代仏教彫刻の最高傑作の1つとされる本尊薬師三尊像を安置する→来年東京に日光・月光両菩薩が行かれるそうです)



↓大講堂(2003年の再建)ほんと、人がいない



↓紅葉が若干はじまってました。



そのあと、いよいよお目当ての「大唐西域壁画」がある玄奘三蔵院へ!!
わくわくと足を踏み入れた空間・・・
そこには遠い昔玄奘三蔵も通ったであろう広大なシルクロードが広がっていました。

平山郁夫が30年の歳月をかけて描き上げた壁画、星空のような天井にも散華と月と日が描かれ、明けゆく長安大雁塔、嘉峪関を行く、高昌古城、中央には西方浄土須弥山、左にアフガニスタンのバーミアン石窟、インド・デカン高原の夕べ、インド・ナーランダの月・・・という7場面を13の壁画で描かれている。

最初、異空間にいるような不思議な気分だった私。
落ち着いてゆっくり見るうちに引き込まれそうな気分になって・・・
吸い込まれそうに見つめた「雪をかぶった須弥山」の風景。
須弥山といえば、孫悟空を思い浮かべそうだけど(^^;;この奥行きの深さはなんなんだろう〜!!
『幾山河 こえさりゆかばさびしさの はてなむ国ぞ けふも旅ゆく』
なんって歌が頭を流れていった(^^;;
さびしさも大自然のはるか彼方に行ってしまえば良いのに・・・
自分の小ささをただただ感じた。

外に出ると秋晴れの日差しと広がる空間にしばし和む。




帰りの電車を待ってる間、近くにいた男性のイヤホンからの音漏れ・・・
「ギリギリじゃないと僕ダメなんだよぅ〜〜〜♪」
ううぅーん、嫌いじゃなけど西ノ京には似合わないw


なんと、往復300円!!
あっと言う間に家に帰り着いて・・・
FLASH見ながら夕べの残り物で遅い昼食を頂きました。
なんか、凄く得した気分の一日でした。


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