KYOKOの日記
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2006年03月12日(日) 記憶のかなた

結局一日雨。明日から更に寒くなるようだ。
ただいっぱい着込めばイイだけの事。って父は暢気に言うけれど、あんたの体が一番心配なのよ〜〜

今日は姉の誕生日。生きてたら56歳。毎年亡くなった人の年を数えてる。
でないと・・・忘れそうなんだもの…
姉との思い出は私が27才の時で終わってしまった。
それから同じぐらいの時が過ぎ、
その頃はまだそれほど親しくなかった義母や義姉や義妹とすっかり親しくなり、まだ1歳だった典子が結婚して新しい婿まで居る。
13年前に亡くなった母の思い出でさえ日常の生活の中ではなかなか浮かんでこないのに・・・姉になると私自身が随分遠い日を思い浮かばなければ浮かんでこないようになっている。
目先の事ばっかりに心が奪われてしまって・・・申し訳ない。

多分姉の誕生日をしっかり覚えていて思い出してる人は私と父だけだと思う。
「お姉ちゃんが生きてたらお前は良かったやろ?」って父が言う。
そらそうだわぁ〜私の人生も(父の人生も)違っていただろう。
姉が居たら、確実にもっと違った道を歩いていただろうと思う。
でも、それは、ダンナと結婚していなかったら・・・とかって言うのと同じで選んでるようで選んでいない。そうなるべくしてそうなってるのよね結局。

今日NHKのお昼の喉自慢で45歳で父親を亡くした兄弟が歌っていた。お母さんに一言って言うので「お父さんは生きてるからね」って呼びかけてた。
又92歳のおばあちゃんが「岸壁の母」を元気にマイペースで歌っていらっしゃった。
人の生き死には人知を超えるものだと実感してました。


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