KYOKOの日記
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2004年04月15日(木) ある小説家の死

若い才能のある人の死はつらいもんだ。
朝一で新聞で知った鷺沢さんの死。典子は慌ててサイトを見てみる。
9日まで普通に書いていた日記。その2日前にはルルをひと瓶あけました・・・って一文が・・・。あんたそれは尋常じゃない!って思っていたら午後のニュースで自殺だった。と知る。ある意味やっぱり・・・でもそれはそれでショック。
文学や音楽・芸術など生み出すいわゆるクリエーティブな人って感性が豊かな分凄くデリケートな部分があるような気がする。
勿論詳しい事は知らないけれど・・・典子が好きな小説家で、薦められて私も何冊か読んで・・・イイなぁ〜って思ってた方。

ずっと典子はサイトを覗いていたようで・・・自殺するようなタイプに見えなかった・・・って言ってる。内面の奥底なんって結局は誰にもわからないし、生きていくのが死より辛かったのだろう〜私は彼女の死を泣いてあげるしかない。
本当は本当は・・・「生きたくっても生きれない人がいっぱい居るのに死んじゃダメだよぅ〜」って言ってあげたいけれど・・・
多分そんな声は彼女の中で充分繰り返していただろう・・・

ファンサイトがあるんだけど、そこの子達も「悲しい・悔しい・ごめんなさい・さぎさわさんのバカーetc」色んな反応。。。
ファンの中にはショックな方はいっぱい居るだろうと思う。
心に重りを残して逝った彼女の本を又手にしてみる。

そういえば、稲葉さんに彼女の「奇跡の島」っていう文庫本をファンレターと一緒に渡して頂いたことがあった・・・。
移動の途中にでも暇つぶしに目を通してくだされば・・・って気持ちで。
この本は写真とセットのようになっていてパラパラめくるだけでも好いんじゃないかな??って思ったんだけど読んでくださったか!?

イラクの人質になっていた3人が解放されたニュースが入ってきた。
丁度彼らが拘束された情報があった頃私は20歳のジョッキーの死を新聞で読んだあとだった。
イラクでの人道支援をする若者と、怪我などで何度も試験に落ちて20歳でやっと騎手になったのに騎乗数回で落馬して死亡・・・
この一人一人の生き方にどれほどの差があるというのだろう!?
HOMEって曲があるけど、それぞれその人にはその人の場があってそれを全うして生きていくしかないんじゃないか!?って言う気持ちで居た。

そして今日入った鷺沢萌さんの死。
生きていればこれからも素晴らしい本が書けたかもしれないと思うと悔しいけれどコレだけのものを残して逝った彼女・・・冥福を祈らずにはいられない。
心は豊かに・・・感性は繊細に・・・でも若い死はつらい。


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