今日はとってもいいお天気。暑過ぎるぐらいだったけど・・・用事で奈良まで出たのでついでに奈良公園を少し歩いた。 鹿が桜の花びらを食べてるように見えたけど・・・新芽を食べてたのだろうか? そのあと、興福寺の国宝館で久しぶりに「阿修羅像」に会ってきた。 ちょうどお昼時で、まだ修学旅行生とかも少なかったからか、ゆっくりと一つ一つじっくりと見れて良かったです。
仏の呼び名とか観音や菩薩の違いみたいなのっていくら聞いても頭に入っていないんだけど今日解説を読んで一つ勉強になったことは、まず悟りを開いてその後ひとを救おうとした人の行き先が「仏」であり人間社会で人を幸せに導く手助けをしてその後悟りを開いた人を「菩薩」とういらしい。 ので、地蔵菩薩は人の形・人の衣装を身に付けてるとか・・・ ふぅ〜〜んでございます(汗)
そして、お目当ての阿修羅像ですが・・・ 本来阿修羅は戦いの神で、帝釈天と死闘を繰りひろげる悪神だったそうだけど、やがて仏教に出会い、釈迦如来の教えを受け、仏教を護る八部衆のひとりになったそうです。
本来の激しさが隠れているこの像の美しさは単に秀麗な顔つきというだけでない、顔が3つ、腕が6本の「三面六臂(ぴ)」の像全体から受ける空間のバランスの美しさだろうと思う。 チョッと離れたところから見ると余計にそう思う。 高さは153.4センチと私と変わらない大きさなんだけど・・・凄く存在感を感じる。 3面の顔それぞれに決して穏やかさは無いのに・・・なぜか青年?少女??って問いかけたくなるような中性的な美しさ!「なにを思ってるの?」って問いかけたくなるような・・・。 合掌し、宙に浮き、天を支える6本の細い手。それぞれに装飾品が飾られ細い腰とのバランスがとても妙。 離れがたかったけど・・・ゆっくり見れて本当に良かった。
興福寺の五重の塔も青空に映えてキレイだった。あと、南円堂のウラに三重の塔があるんだけど・・・ここも枝垂桜とのコントラストがキレイだった(逆光できれいに撮れなかったんだけど) 帰りは忘れずにWHAIT’S INを買って帰りました。 うん〜やっぱり奈良は立派な観光地だ!って・・・(^_^メ)
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