もう、信じるとか、理解するとか、しなくていいのかもしれない。
昼休みに一度メールした時は、ちょっとワクワクした気分でした。 お仕事が終わって、メールした時は、待ち合わせの駅が向こうの都合で変更されて、 ちょっと彼に振り回されてるなーってフクザツな気分。 待ち合わせの駅に着いてから、どこへ行ったらいいか分からなくてメールで聞くと、
「南口の逆側!」
というわけのわからないメールを送ってくる。 混乱する私。 駅に着いてから、極力、その苛立ちを抑えながら、 「どこへ行ったらいいの?」電話をすると、
「南口降りてみて。何がある?」
「南口ね? 今行くから……コンビニが見えたよ」
「あー! そっちじゃない」
こっちだって言ったのは自分でしょう? この時点で、相当イライラ。
「どうしたらいいの?」
「そっち行くから。そこで待ってて」
私に行かせてもしょうがないと思ったのか、彼が動くことに。 歩き慣れないサンダルで足が痛かったせいや、 仕事帰りで疲れていたせいもあるかもしれないけど、 このわけのわからない彼の指示で混乱した私は、 別れて以来のひどい苛立ちをハルくんに感じていた。 私はもっと、スムーズに会いたいのに。
その後、ちょこっと買い物をして、 彼が「行きたい」と話していたお店へ行ってみると、 まだ開店前だったらしい。 お店はガランとしていて、音も何もない。 「いいですか?」ってハルくんが聞くと、お店の人が「いいですよ」って言ってくれたので入った。 結構、開店時間の遅いお店なんだなって思った。 彼が前に来た時は、面白い人がいて、良い雰囲気だったらしい。 店内は薄暗いけど、テーブルの上のキャンドルの炎が綺麗で、 サーフボードやボブ・マーリィの写真がいくつもあって。 暫くすると、レゲエが流れ始めた。 ジャマイカっぽい…。 レゲエ大好きな彼なので、このお店が気に入った理由が分かる気がする。
そこで、お酒飲んで、食べて、他愛もない話をした。 彼の友達の話や、 私の最近のことや、 彼の「自分のお店を持ちたい」っていう夢のような構想とか、 私が前日買った洋服のこととか。 でも、私自身は疲れていて、けっこう相槌打つので精一杯(笑)。 上手い切り替えしなんて、全然出来なかった。 だからかな。話が弾んだ覚えがない。
その間、お客さんらしいお客さんは私達だけ。 騒がしくて話す声も聞こえないところより、こういう静かでまったりしたのもいいかなあと思った。
彼の部屋へ移動する間、手は繋ぎませんでした。 何か、彼が童謡を歌ったりして、「この人、ホントに年上?」って思ってしまった。 全く、大人気ない人だと思う。
彼の部屋に着いて。私の足は限界を超えていた(笑)。 お風呂入れてもらって、お湯がたまる間に新しく買ったっていうサーフィンのDVDを見た。 と言っても、私はメイクを落としたりしていて、殆ど見なかったけれど。 お風呂に入るのに着替える時、目を瞑ってもらった。
「見たら、蹴倒すから!」
って言った私に、ハルくんは「もう倒れてんじゃん」と一言。 確かに、彼は寝そべっていたんだけど…。
いつもは一緒に入るのが前提なんだけど(それも可笑しいか…)、 今日は「来なくていいからね!」と断った。 そんなことしたって、無意味だって知ってるけど。 暫くして、したままだったネックレスを預けるのに、お風呂場のドアを開けると、 彼は服を脱いでいた。
あぁー…もうこれはダメだな。
諦めの気持ちが一気に広がって、ドアの鍵をかけることさえしなかった。
いつものように二人で湯船に浸かる。 私は、男の人の身体を見慣れてないので、恥ずかしいやら、嫌やら…。 早々にいつものように、私を前に座らせて、後ろから抱きすくめられる。 私の腕の下から、彼の腕が伸びてきて、邪魔しようにも上手く出来ない態勢。 当然、手がイタズラしてきて、耳を強く吸われた。 ハナから機嫌が悪くて乗り気じゃない私は「嫌だ」を連発。
と言われても、絶対嘘だって分かってるからまた「嫌」って言う。 いつもなら、本気で嫌じゃない。 むしろもっとしてって思うくらい好きなのに。
お風呂から上がって、今日はわりと早く寝床についた。 私はハルくんに背を向けて寝る。 今晩は、抱き締めてくるように、手は伸びてこなかった。 疲れてるから、いつもよりはちゃんと寝られそうだと思う。 途中、何回か、ハルくんに引き寄せられて、抱き締められたけど。 でも体が熱くなって逃げたり。 そんなことをしているうちに、やっぱり朝方、向こうがサカッてきた。 キスをしてきて、キャミをまくられてそのまま胸を舐められて。 そうされて、声が出てしまう。 一瞬、前のような「この人とは付き合ってない」って思ってしまって、 そしたら冷めそうになったから、わざと考えないようにした。 胸への愛撫をされて、クリでイカされて。 そのまま最後までするかと思ったら、そこで止まってしまった。 寝ながら、私を抱き締めてくるから、私が上になったら、
「フェラしてくれるの?」
こんな精神状態なのにするわけじゃないじゃん。 そりゃ、私だけイカされて、自分放置はごめんって気もしなくもないけど。
「しない」
「ちょっとだけ」
「しないって」
「ちょっとだけ」
…
それで、彼のモノを手で触って擦ってあげたんだけど、
「萎えてきた」
って。手じゃだめなわけ?!
結局、もう一度ハルくんが求めてきて。 そのままゴムつけて挿入ってことになった。 最初、正常位で挿入れた時、すっごい痛くて、泣きそうになって。 「ゴメン」って言ってたけど、ホント、涙目になった。 その後ゆっくり挿入れてくれてたけど、最初の痛みがなかなか抜けない。 動かれても、痛みで全然気持ちよくない。
「体位変える?」
それで、対面座位にしてくれた。 対面座位も痛いは痛いけど、でも、気持ちよさが違う。 そこから騎乗位で、私が腹ばいになってる体位になった。 けど、動くのはハルくんね。 そしたら凄い気持ちよくなって、あんまり言わないんだけど、
「イきそう」
って何回か言っちゃった。 「イッていいよ」って言うので先に。 その後すぐ「俺もイきそう」って言って、すっごい早く動いてきて、 ハルくんが中で果てた。 …安全日だから多分、中だしでも大丈夫だと思うけど。 つくづく、甘いなって思う。 怖い思いするのは自分だけなのに。 てゆっか、外出しなら彼は挿入れないだろう。 一緒にイケたら良かったのかなあ。 最後のは、私は全然気持ちよくなかったし。 むしろ、彼がイク道具にされた気分だった。
「りうも最後イケた?」
「うん」
「良かった」
最後、ではないんだけど…。
そしていつものようにまた、眠りについた。
*明日の日付に続きます*
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