甘えた関係

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2001年11月16日(金)
目に見える秘密

明け方、妹が鼻血を出して、モニングコールを頼んだ6時前に起こされました。
まぁ、そのおかげで、倫理レポ提出成功したので、おっけー。
ちなみに、モニングコルは相手も眠ってしまったので、不発だったそうです。
1800字を超えた一見大作なこのレポですが、実際のところ、高校時代の倫理の教科書の文章を基盤としてネットから頂戴した文章を入り組ませ、文章的におかしいとこをちょいっと加工しただけの、代物。
まぁ、内容はともかく文章量だけはあるので、打ち終えたあと、手書きんしなおすのがめんどくさくて(所定の用紙が付箋もないただのまっしろの紙だったってのもあり)、印刷にしました。
で、出したあと、即熟睡しました。
講義終わったのを、隣りにいたコが教えてくれても、なかなか起きなかったくらいに。
いや、今日はピンクのベティちゃん柄なマフラをして行ったんですけれど。
それがまた、枕にするのにちょうどよくて、うっとりでぐぅぐぅ。
で、起こされたので、まだ半眠りのまま、次の講義室に連行されました。
この次の時間ってのは、おもっきし数学はいっている講義でして、数学苦手なんですよ。
だから、出てないんです。
単位とれないのが絶対なので。
いや、出席数はまだ全然おっけーなんですけれどね、あたし数学努力しても無駄なほどに出来ないので。
断定です。
そりゃないだろうってカンジだけれども、高校んときで、もう思い知っているのです。
2週間前から一生懸命数学に特に重点をおいて先生に質問とかしまくりで勉強していても、再試、でしたから。
クラスであたし一人だけ再試対象になって(2・3年生と特別クラス在籍していて、特別クラスは全教科教科書も進行度も違ったので当然試験が他のクラスとはベツモノだった。)センセが問題を作るのがめんどくさいって理由で再試免除になった、てくらいしか、免除になったことありませんから。
そういえば、小学校んときの掛け算の九九、あれも、クラスでたった一人になるまで覚えなかったなぁ。
ていうか、覚えようとしなかったなぁ。
『あーもう、じゃぁ、放課後あなただけ先生と居残り!』
っていわれたとたん、即覚えしましたけれど。
放課後、ランドセルに教科書とかしまいながら、センセに九九を歌うように聞かせたときの、あのときのセンセの複雑な表情は忘れられません。
「んーで、くくはちじゅーいち。じゃ、せんせー、ばーいばい。」
ランドセルの留め金をかけて、にっこり笑いながら先生にそう言って、あたしは帰宅いたしました。
いや、別にその先生はキライでもニガテでもコワクもなかったんだけれど、他人と一対一の状態になるのがコワイヤニガテだったのです。
ヤなコドモ。
小学校3年生のときの記憶。
で。
席に座ってマフラーを枕にしてアタマをのせて、わーいねむれるー、って思って目閉じようとしたとたん、
『あのね、今日、抜き打ち小テストあるんだよ。』
即行起きて席立って逃げました。
んで。
第一次ゼミ発表を見に行きいました。
これに外れると、第二次・第三次募集のに流されてしまいます。
一次で余ったやつばっかなので、ロクなのありません。
そんなので卒論なんて、あたし、書けません。
だから、いろいろウラ工作をしまして、で、第一志望のに受かりました。
この先生の、結局、応募者、150人を超えていたらしいです。
合格者は20人なくせに。
これ、下手な受験のときの合格率よりも、高くないですか?
とりあえず、心配や相談をした方々に報告メルを打ち送って、図書館で2時間目が終わるまで眠りました。
終わっても眠っていました。
セイリョがそばにきて、
『ハラ減ったよねー?ねー?』
って、小声でささやいてきたときも、眠ってました。
「あと5ふんー。やっぱ10ふんー。」
とか言って、眠ってました。
モニングコル、されなくてよかったと思いました。
んで、お昼食べに行ってー。
寒いからあったかくて近場にあるものがいいねって言って、やっぱ日本だよねって言って、てんぷらうどん。
食べ終えたあと、近くのケーキ屋にてケーキを購入。
「あ、フォークつけてもらえます?」
プラスチックのフォーク付き。
で、何をするかと言いますと、無事全員第一志望ゼミに合格したーってので、プチ祝杯。
を、4時間目の講義室にていたしました。
でも、フォークはあってもお皿がなかったので、ケーキをいれていた箱をちぎってお皿にしました。
「なんかさー、あのさー。」
『言うなよ。』
「これってさー、びみょーーーにねー。」
『言うなよ。』
「しょぼ。」
『・・・。』
無言でセイリョ、あたしのレアチーズケーキをおおきい一口分奪い取る。
「あーーーーー・・・たしのっ。」
もちろん、そのあと、《森の木苺とナッツのタルト》という可愛らしいセイリョののを一口分いただきましたけれど。
『たとえばさー。』
「うんー。」
『こーんなカンジに、僕のタルトを切ったとしてー。』
「わーい。」
『こーんなふうに、フォークに刺しまして、君の口の前にもっていったとして。』
「・・・。」
『ほら、手を使わずに食べてごらんよ。』
パク
『なーんて言ったら食べるのかなぁ君って人は、って思ってたんだけれどー、言い終わる前に食べちゃったね、君って人は。』
「おいしー。」
『よかったね。えーと、僕もうれしい。』
って会話を意図的に聞かせられながら、眠っているフリをしている見知らぬ人が、列3コ後ろの背後に座っていました。
時々、薄目あけて確認するの。
「ねー、カップル喫茶ってまだあるのかなぁ?」
『モト歓楽街、な場所にありそー。行く?』
「うーーん。うーーーーん。」
声だけならいいんだけれど、姿まで見せるからなぁ。
「やっぱいいや。」
『あそう。』
大学からの帰宅中のバスにて、パンキョの文学のセンセと同じバスになり、隣の席にてしばしぎこちなく会話。
ナゼか、途中まで文学部だと思われていて、当然文学史についての知識ゼロで、かなり馬鹿にされた。
が、途中で法学部だと気づかれて、平謝りをされた。
けれど、どっちにしろあたしはこのセンセはキライ(授業進行がヘタ)なので、カンケーなし。
早く降りろー。
あたしはバスのなかで眠りたいんだー。
なんでバス停であたし笑顔で声かけちゃったんだー。
ってのをなんとか頭のスミに追いやって、にこにこーギクシャクーと会話していました。


□ごはん
朝:しぐれおにぎり
昼:てんぷらうどん
夜:焼きビーフン・白菜とお豆腐と蟹の中華風スープ・大蒜の芽の炒め物
おやつ:レアチーズケーキ

■音楽・本・映画
・「きらきらひかる」(江國香織)

□明日の予定
・明日はおとーさんと携帯の機種変をしにいく。
携帯の不調のせいで、今日、人を結果的に落ち込ませてしまったので、もう2度とこんなことがないように、即行動で、しにいく。
謝罪をきちんとはその人にはまだしていないけれど、今はできないので、今できることを。

■メル
・機種変をしにいきまーすってのとか、ゼミ合格しましたーってのとか。
予算1万円で何になるのでしょう、いったい。
ゼミ、あたしは入りたいので選んだから、セイリョとかヤマダとかモモちゃんとかクロカワとは離れちゃった。
ゼミ合宿とかコンパとか、今から気が重い。
誰も助けてくれないし。はぁ。しかたないんだけれど。
「驚くなかれ。あたし人間。みんなも人間。しかも同じ日本人だ。」精神で、なんとかするしかないかなぁ、やはし。

□会話
・あたし:「にちよーびね?」
カナメくん:『うんうん。』
あたし:「焼肉なの。食べようね?」
カナメくん:『はいはい。』
あたし:「一緒にだからね?ぜーったいよ?」
カナメくん:『はいはい。』
あたし:「・・・。」
カナメくん:『もしかして、君、今、眠いんじゃない?』
あたし:「キライ。」
カナメくん:『おやすみ、○○さん。』
ガチャ・・ツーツーツーツーツー
反撃恐れて向こうからきられました。
チックショウ。

■睡眠時間
・9時間
17日の2時から11時くらい。

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