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■ かけうどん
ヴァージニア・ウルフなんてこわくない?(シアターコクーン) お芝居のタイトルは聞いたことがあるもののまったく予備知識なし。翻訳劇なので時代背景くらいは押さえておけばよかったかも。肝心の「ヴァージニア・ウルフ(作家でフェミニストくらいの知識しか…)の意味がいまひとつわからなくて最後のクライマックスシーンがよくわからなかった。パンフレットを見てなんとなく少しわかったようなわからなかったような。話も吾郎ちゃんがパンフレットで起承転結がないと言っているように少々冗長な感じがあるので演出はもう少しテンポよくメリハリがあればよかった。3幕3時間は長いです、それでも集中して見られましたが。映画版はどんな感じなんだか興味あります。 ケラリーノ・サンドロビッチさんがコメディを得意としてる人で劇評なんかもコントのようなというのもあったので期待していたけれどいまいちツボではなかったのか笑えなかったです。それがテンポよくないと感じが原因かも。また話が基本的に重い、というか悪意に満ちたばらし大会なこともあったかも。 個人的には前回の「謎の下宿人」みたいなどたばた人情喜劇みたいなのが好きですが、役者稲垣を感じられるという点では今回のニック役はすばらしくかっこよかったです。吾郎ちゃん、こんなに上手くなったのかと思います。身のこなしがスマート、曰く「ピュアで単純(そしてかつこずるい)という登場人物4人の中で一番まとも、というか普通な役を回りに翻弄されつつ演じて、段田さんと大竹さんのエキセントリックな空間の中で耐える小船のようでした。ともさかもさえない地味な女性を好演でしたがもっとかわいい感じだとよかったな。
シアターコクーンの中央に舞台を作って360度お客さんに囲まれたつくり。コクーンシートとか普段見切れ席で安いはずなのに普通の席と変わらない良席で安いということに…。2階は1列目しかお客さんをいれずに後ろは黒いシートをかけておりました。2回目は1階だったのですが舞台が低い位置にあるし客席と近いためむしろ2階の方が見やすい。ただ前の時はやや聞こえなかったセリフはちゃんと聞こえたし、表情もよく見えました。でもやっぱり舞台はもう少し高い位置でどこからでもそれなりに見えるように作るのがよかったと思います。
2006年06月25日(日)
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