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■ 青空文庫
剛の舞台「父帰る・屋上の狂人」を見てきました。2本立てそれぞれ30分ほどのお芝居なのでだらだらしたところがなく見られます。四国の方言も昔風の台詞も味があってよかったです。
「父帰る」の長男役は剛にぴったり、と期待していたせいか…昔風の台詞回し(方言?)がこなれていないのが気になりました。特に最初ふたりきりのときの日常会話の相手の梅沢さんがすごくうまいので余計に比較しがちというのもあり…もともと抑揚のない台詞回しが味になってる剛ですがこれを機に時代物に開眼してくれることを願います。もうビジュアルは明治大正昭和似合いまくりなのだからあとは台詞回し。この芝居はずーっと動かずに静の芝居をしていた兄が最後の「何っ見えんつぅことがあるかー」と駆け出していくところが好きです。
あらすじをざっと読んだだけで「父帰る」はともかく「屋上の狂人」の方はどんなだか見当がつかなかったのですがこちらのほうが面白かった。コミカル(コントっぽい)中にも最後はしんみりした感じがあったり、ともかく剛の笑顔に和みました。(終始ふにゃぁという笑顔なので最後の挨拶に出てきた剛が割増しで男前に見えた。)そして弟役の勝地くんがさわやかに好演。出てくるのは後半なのですがそれまでコミカルに流れすぎてたのがぴしっとなります。剛はこの善役の方が実に活き活きとしていてしゃべり方も歌うようなフシがあってとてもいい。屋根に上りっぱなしの役なのでセットの屋根を飛び跳ねる様がよかった、足腰が強いな剛は。そんなふたり兄弟愛に泣けるお芝居でした。
剛にとってはいいお仕事でした。特に「父帰る」のなんともいえない間のある芝居はぜひともこやしにして欲しいです。
2006年04月22日(土)
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