備忘録
こば



 突入せよ!「あさま山荘」事件

佐々さんと握手しちゃいました。←ミーハー

監督 原田眞人

映画としてはたぶんまぁよいのかもしれません…ただ原作既読者としては見てる最中はこんなもんかなーだったんですが、見終わった後からこうした方がもっといいんじゃないかとか監督気取りで分析しちゃったりしてました。なまじか原作忠実なので。映画見て面白いと思った方は原作を読むべきです、もっと面白いですから。

以下ネタばれ含む
その1、位置関係をもっとはっきりさせた方がよかった。あさま山荘の内部、周辺の地図からその場所の画面に切り替わるとかしてどういうふうに攻略してるのかわかりやすく。一体だれがどこにいるのかさっぱりなのですよ。作戦自体を丁寧におって欲しかった。
その2、後方支援の大変さはもっと入れるべきだったと思う。クレーンや放水がどれだけ大変だったのかは重要。特にクレーンの会社名は消すべき。
その3、ラストの葬式帰りのシーンや剣道場のシーンなどはやはり削ってもっとあさま山荘のみの撮影でもよかったかも。足りないシーンがあったように思う。冷え固まった弁当のシーンを出すなら地元の人がおにぎりを作ってくれたところや長野県警の失態に対する佐々さんの恫喝シーン、母親への犯人の発砲に対する不快感をちらっとでも見せるとか。流してしまってるシーンが多いように思う。これらを一瞬でもいれると違う気がする。


映画自体は警察内部の複雑さ、地方と中央との対立。下手にドラマチックを演出するよりリアリティを重要視して(ならスローモーションとかは使うべきではなかったが)真剣な状況でのおかしさなどがみせたかったところでしょうか?この3つは上手くいってると思います。しかしあまりリアリティーを追及したせいか状況がさっぱりわかんないんですよ。あと盛り上がりに欠けてきちゃうのも避けられないし。題材は面白い、けれども物足りない。あぁあと寒さが感じられなかったのはちょっと致命的かもー。

当時の映像のDVDが発売されてるのでそっちも見たくなりました。



2002年05月08日(水)
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