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■ 「続 白い巨塔」
山崎豊子 新潮社 前作の「白い巨塔」読んでから早何年。やっと続きを読みました。「人間的には多くの欠陥を持ちながらも、癌専門の外科医として優れた才能を持っている」財前五郎、私結構好きでして…密かに6:4の割合くらいで裁判応援してました。悪いやつなんですよ、悪いというよりずるいというかせこいというかしょーがないというか…でもにくめない。対立する里見さんがいいひと過ぎて私的にはいまひとつだったんですがこれが最後まで読むとすごいいい。やっぱりライバル関係って好きみたいです。特に12章と終章はかなりツボはいりまくり。だだ泣きしてしまいました、みんな医者なんだなぁ、と感動的。 あと気になるところは財前の愛人のケイ子さんが出てくるたびに「女子医大中退」と枕詞のように必ずついてくるのがなんとなくおかしくて。よほど財前五郎このインテリ愛人自慢なんだろうか?そういうところが小物だな。
「石の花2 抵抗編」 坂口尚 講談社漫画文庫 主人公のクリロは「強いものが勝つ。弱いものがくわれるんだ」という考えに行き当たり、また実際に人を殺してしまいますが「どうして悪いどうして奴らを殺して悪い」と苦悩することになります。この巻から登場する少年イザークから「人を殺してはいけない」というユダヤ教の教えが出てくるのも象徴的。うまい。まだこの時点はみな突然襲ってきた出来事になんとか対応していくだけで必死で物語も淡々と進んでいる感じです。なんとなく去年の大河ドラマ「北条時宗」を思い出しました。ただしこちらはそういうメッセージは半分失敗に終わってる気がしますけど。
サタ☆スマ 赤ちゃんにお手上げな中居正広ツボでした。
2002年02月23日(土)
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