 |
 |
■■■
■■
■ 「坂道のぼれ!」
高橋亮子 双葉文庫
とあるマンガ本を探しに古本屋に行ったのですがみつからなかったので代わりに買いました。昔読んだ時はほとんど立ち読みで単行本も抜け落ちで持っていたのですが今回は文庫で一気買いとなりました。 古いマンガで前に読んだときもすでに昔のマンガっだったのですが面白い。番長とか不良とか出てくるところを除けばいまドラマ化しても違和感ないんじゃないかな。(あと男女交際禁止の学校なんてないか) 主人公が2人とも真摯でそれゆえに損をしてるという、そういうもどかしさがこのマンガの全体のイメージになっていて、決して明るく楽しいってマンガではないのですがこのせつない感じは私は好きです。亜砂子ちゃんは芯がとおっていて凛々しいと思うし、友くんは悪ぶっているのに純粋な男の子でかっこよいです。
※「坂道のぼれ!」を読んでの感想が時間もなくへぼいものだったので以下追加。
「坂道のぼれ!」(と「水平線をめざせ!」) 今回これを読んで思ったことは主人公の亜砂子ちゃんと友くんは本当に似てるなぁということ。お話の中の視点が亜砂子であっても友であってもあんまり違和感がないというか基本的に似たふたりなので似たような考え・感じ方をしてると思いました。話の中でも2人は似てる、似てる言ってますけどそれは本当にそうだなと思います。だから似た二人が出会っていったん同化してそして分かれていく、というのはこのお話の軸だったような気がします。だから最後は二人は離れ離れになって一人で歩いていかなくてはならなかったんだなぁとか。(ふと、吉野朔美の「少年は荒野を目指す」を思い出してしまいました。内容は全然違うけどこっちは現実感がふと曖昧になる感じがする話。逆に「坂道」は2人とも理性的なせいもあって現実に捕われてる感じ。)
同化してる、でもうひとつ。 高橋作品の「水平線をめざせ!」で一美が七海くんに言う 「結花はもう待っていたみたいにお前の純粋さに同化している」というセリフがあるのですがそこのシーンがすごく好きなのです。 七海くんや結花ちゃんの純粋さに同化できない一美がどうしようもない感じが私的にはめちゃめちゃたまらないものがあります。そういう私は七海くんファンなんですけれども、それは必然と言えるでしょう・・・えぇああいうタイプが好きなんですよ(ヤケ)
2001年11月21日(水)
|
|
 |