夏の甲子園を２連覇した駒大苫小牧が暴力事件であれこれと言われているようで。今回の大会ぎりぎりには高知の明徳高校が暴力事件で出場を辞退。指導者から生徒への暴力と生徒同士の暴力という違いはありますが。
　ま、何にしても、もう時代にそぐわないものになっているんではないですか、高校野球って。生徒同士の暴力にしろ、指導者から生徒に対する暴力にしろ、むかーしからあるでしょうに、体育会系の部活なら。体育会系の部活に所属したことがある人なら、否定できないでしょ。競技はあれこれあっても、同じようなものでしょうに。なーんにも暴力的な指導がない体育会系の部活のほうが珍しいような気がしますけどねー。
　それをだ、高校野球だけは別で、清廉潔白で爽やかなのだ、何てのが無理があるでしょ。暴力事件だけでなく、タバコを吸っていた奴もいましたよね。綺麗なイメージを必死に保とうとしているのはわかるのですけど、もう、とうてい無理でっせ、高野連さんや。
　私の大学のクラスメートに甲子園球児がいました。レギュラーで出てました。で、彼いわく、「二日酔いで出場した」とか、「とあるメーカーのスパイクを使うことで広告料をいただいた」とか、「後援会の人がソープランドに連れて行ってくれた」とか。あれこれ聞きました。
　どう考えても清廉潔白でもなければ爽やかでもないですな、これでは。
　別においらは野球なんて好きでもないけど、日本のプロ野球界にとっては貴重な人材でしょうに、高校球児は。それを、あんな無理な日程で試合をさせるってのも問題があるのでは、高野連さんや。
　もう甲子園を目指すなんてのを止めたほうが良いのでは？？もっと別の方法で日本の野球界を盛り上げる方法を考えるべきなのでは？？今の日本から乖離しまくっている高野連なんてなくすべきなのでは？？
　何度も言うけど、おいらは野球なんて、じぇんじぇん興味がありません。別に、プロ野球が日本からなくなっても何とも思いません。何とも思わないどころか、延長で放送が長引かなくなって良かったと思うような口です。
　そんな人間の忠告です。好きでもない人間からの忠告って結構大切ですよ、きっと。外から冷静に見ていたりしますからね。
　あ、そうだ、ジャーナリストだか何かが今回の甲子園大会に関してこう言ったとか。『暴力に始まり、暴力に終わった』と。う〜ん、爽やかなことこの上ないですな。