天使のながばなし
maki



 スパニッシュ&アイリッシュ

午前中の仕事が終わって、午後から「ダリ展」へ行ってきました。

若い頃のストレートな絵も、これぞダリな絵も、
私の感じたことは、世界の明るさだった。
グロテスクで奇抜だったりしても、
ダリはこの世の中が好きなんだって気がする。
世の中案外悪くないよ、こんなに面白いよ、希望持てるでしょって言われてる気がして不思議だった。
どちらかとゆうと逆の印象を持っていたので。

それはもしかして単に、ガラとゆう存在がいたからかもしれない。
ダリにとって、この世はガラそのものだったのかもしれない。
ガラが亡くなってからの絵は、とても悲しくて、
肌色や土色に溶けて消えていきそうな雰囲気だったから。

それからちょっとお茶して、いよいよチーフタンズのライブ♪
最近アイリッシュづいてるのもあり、本当に楽しみにしていました。
前から3列目で、ハープのほぼ真ん前の席。

今回のツアーは、
フィドルのショーン・ケーンが体調不良で不参加なのが残念だったけど、
サポートメンバーとゲストがいっぱいでお得得得ライブでした。

まずは、ハープのトリーナ・マーシャル。
ライアーの天国の響きと違って、
アイリッシュハープの音色は地球を感じさせる。
土のにおいがするとゆうか。
その中にも優雅さや優しさや哀愁が聴こえてきて、泣かせるのよね。

ジョン・ピラツキはフィドルとステップダンスの両方をこなす。しかもイケメ〜ンなのだ。
ステップダンスのネイサン・ピラツキは、ダイナミックな現代的タップがド迫力でした。またしてもイケメ〜ン。
そしてこの2人は、なんと兄弟。おそるべし〜。

キーボードのライアン・マクニール。
ほっぺが赤くて、おとなしそうな顔立ちだけど、演奏はノリノリ!
チーフタンズの音楽をさらに広げていました。
もう1人のフィドルはボイド・マクニール。
最後の最後でちょろっとソロをやったんだけど、めちゃくちゃ上手い!
深みと安定感のある音で、かなりビックリした〜
そしてなんとこの2人も兄弟なのだ。
イケメン兄弟とは違って、見た目は地味(失礼!)だけど、
演奏はスゴ過ぎました。

まだまだいます。
女性ダンサー、ポーラ・ゴールディング。
モデルさんみたいに超かわいい♪
もちろんダンスも素晴らしい。
こないだ習った1,2,3(ワントゥスリー)ってステップも一瞬だけ確認できたけど、
あまりの足さばきの速さに目と脳が追いついていきませんでした。

そして「リアダン」女性の若手5人グループ。
これがまた驚きなのです。
それぞれ、フィドル2人・アコーディオン・ホイッスル・ハープを演奏するんだけど、
それだけじゃなく、全員歌う。しかも上手い。
アカペラなんかも軽くやっちゃう。
さらに、そのうちの3人は踊るのです!
どんだけやるんじゃい。まいったなぁ。

最後は、太鼓奏者の林英哲。
和太鼓を生でちゃんと聴くのは初めてだったけど、ホントにすごい迫力だった。
打つ姿が美しいんだよね。
力だけでなく、バネのようにリズミカルに動く腕とかね。
チーフタンズの音楽の中で、和太鼓をアイリッシュなリズムで叩く凄腕に圧倒されました。
伝統のものと伝統のもの共演ってすばらしいね。

そしてそしてチーフタンズ。熟練過ぎます。
演奏も一流なら醸し出す雰囲気から、
クレイジーキャッツとか思い出させる(リアルタイムで知りませんが)
パディ・モローニのライブの進行まで全部が一流。
こりゃ45年の活動の成せる技か〜。
ホイッスルとイーリアンパイプの音もすっごく良かったし、
マット・モロイの木管フルートの風の吹きぬけるような深〜い味わいも最高。
ケヴィン・コネフのボーランとゆう太鼓?も初めて聴いたけど、おもしろいね。
アイリッシュのリズムにはなくてはならない楽器なんだな。
ケヴィンは歌も歌うんだけど、初めて聴く声だった。
深いんだけど、細いの。
決して歌い上げたりせずに、話してるようにさえ感じる。
でも高音の伸びや突き抜けは気持ちいいくらいなの。
あんな歌い方もあるんだね。

それぞれのほぼ完全ソロなんかもあって、新鮮でした。
隅から隅まで堪能したけど、もっともっと一晩中でも聴いていたかった〜
カエターノも相当良かったけど、
チーフタンズも相当相当良かった〜〜〜
次の日の可児のライブ、チケット残ってたら行ってたよ、私。

まったく参考にならないくらい素晴らし過ぎました(笑)


2007年06月07日(木)
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