独り遊び
〜破片がみえますか?〜



2004年06月02日(水) 偽世界

今日は、ちょっと日記を書く事が憂鬱だな。
でも、ヘッポコながらHPを開いている身としては、見て見ぬ振りの出来ない事件です。



私の少年・少女時代は…今のようにパソコンなんて無かった訳で…
でも少年犯罪は存在していた。
そこで、マスコミの標的とされていたのは、ゲームやテレビ。
こういったモノは、大切な成長期に人間とのコミュニケーションを奪ってしまう。
無機質な画面に向かっていると、人間らしい感情を失ってしまう。
暴力や死を軽視してしまう。
そんな理由だったと思う。

今は、パソコンが標的にされる時代になった。
メールやパソコン上のBBSやチャット上で、
様々な人達と簡単にコミュニケーションが出来るようになった。
あまりにも軽率で気軽なコミュニケーション手段が問題となっているのかな。
顔が見えないだけに、自分の発言に無責任になる。
何処の誰だか分からない人に対して、思いやる気持ちを失ってしまう。
文字だけのやり取りは、誤解を与え易いので、
心外にも、自分の発言がとんでもない武器になってしまう事もある。
ただの文字に、振り回し振り回される。

ネットの世界は、一般生活では、なり得ない架空の自分像を作り上げる事が出来てしまうので
ネットの世界に依存してして、架空の世界が主となる生活になる。
いつもは、人の顔色ばかり見て生活しているのに…
ネットの世界では、豹変してしまう。
自分が強く特別人間であると錯覚を抱く。

心が壊れていく。

本当の自分はいったい何なのか、分からなくなる。
周りが全て敵に思えてくる。
誰も信用出来なくなる。


私も、そんな経験あります。
ネットのお陰で、心がとても荒んでしまった。

だから、確かに…
まだまだ心が未熟で、責任感が薄く、情報に翻弄されやすい
少年少女にとって、ネットでのコミュニケーションは危険が沢山潜んでいると思う。

大の大人だって、危険なんだから…


だからと言って、今の時代、パソコンを子供達から取り上げるのは不可能だ。
既に、学校の授業の一貫になっている。
国を挙げてパソコンを推奨している。
今更取り上げるのなんて無理だ。

じゃぁ、一体どうすればいいのか。
どうすればいいんでしょうか…


Gacktさんも良く口にするけれど…
”感じる”事を、自分からすすんで取り入れないと駄目なような気がする。
コンピューターの便利さ、情報収拾の手軽さは、留まる事は無い。
想像する力
感じる力
考える力
予測する力
放っておいたら、益々衰えてしまう。

これをしてしまったら、これはこうなってしまうだろう。
人を刺したら、痛いだろう。血が流れるだろう。死んでしまうだろう。
人を殺したら、もう二度と生き返らないだろう。
後悔して泣いても、二度と取り返しがつかないだろう。

突発的ではなく、考える時間、想像する時間なんて充分あった筈だ。
なのに…彼女を留まらせる力は何処にも無かった。
もっと感じて欲しかった。
もっと感じる機会をあげたかった…



私もHPを開いた事によって、正直失ったものもある。
でも得たものの方が沢山ある。
自分自身の様々な感情と向き合う場や時間を得る事が出来た。
ただ何となく毎日を過ごすより、充実した実感を得られるようになった。
大袈裟に言えば…生きている実感の確認作業みたいなもの。

同じ想いや、様々な想いを持つ方々と触れ合う機会を得る事が出来た。
それは、とてもとても大切で貴重です。
人との新たな出逢いによって、視界や視点を広げる事が出来るようになる。


Gacktと言う人間を通して、この危険がいっぱいなネットの世界でも
バランスを保つ事が出来ているのかもしれない。
Gacktに依存しつつも、自分の足で立つ自信を、自然と身に付けているのかもしれない。
もう、以前のようにネットの世界によって、心を荒ばれる事は無いだろう。

きっかけや手段は何でもいい。
想像力を失わないようにしたい。
自分を見失わないようにしたい。


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