独り遊び
〜破片がみえますか?〜



2003年12月09日(火) 武士道

惚れました!!!
侍!!!

「ラスト・サムライ」を、本日観てきました。
渡辺謙 真田広之 小雪 トム・クルーズその他沢山。
もの凄くいい仕事してた!!!
特に、渡辺謙と真田広之と小雪は最高〜〜〜〜にカッコ良かったです。
素晴らしいキャスティングです。

小雪の美しさにはぶったまげた。

世界に通用する美貌と日本人の奥ゆかしさと妖艶さを兼ね備えて・・・
最高に美しかったなぁ〜

勿論、サムライスピリッツに、のめり込んでしまったのは言うまでも無いのですが、
私は、一応女性なので・・・小雪の生き様がとても気になった。

最近、イラクへの自衛隊派遣について、世間が騒がれている。

愚かな時代は繰り返される。
あの時代と、何ら変わっていない。

戦場へ向かう者達を、小雪のように、黙って、じっと辛抱して待たなければいけないのか?
仕方が無い事なのか?運命なのか?
それが、美しい事なのか?!


最後のトム・クルーズのセリフがとても印象深かった。
「勝元の最後の姿では無く、彼の生き様をお話しましょう」みたいなセリフ。

本日発売のPATi PATiのGacktさんの言葉と重なる。

「今まで僕は、もし自分が一週間しか生きられないんだとしたら、
最後の瞬間は自殺するんだろうなって思っていたんだ。
自分の意志で死にたいって思っていたから、
でも、ある人物と出会って、彼がもがいている姿を見たときに、
僕は自分がどんな状況になったとしても
最後の瞬間まで、もがいて生きようって考え方が変わった」


今回の映画は、そんな映画だった。

自らの意志で自らの命を絶つ事に、潔さ美しさを見出すのでは無くて、
もがいてもがいて、どんなに無様でも愚かでも無謀でも・・・自らの魂を貫き通す。
無様な侍達の姿が、とても美しかった。


「ラスト・サムライ」は、今日、仕事がお休みだった為、ふっと思い立って・・・
お財布を持って、帽子を被って近所の映画館に気軽な気持ちで行ってしまった。
だから、タオル・・・持っていかなかったのですよね〜
ティッシュも持っていなかったのです。

まさか、こんなに号泣するとは微塵も思っていなかった。
顔がベトベトになってしまったので、帽子を被って急いで家に帰りました。


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