女房様とお呼びっ!
私には夢がある。夢というより野望か?(笑)人様には笑われそうなモノだけど。 それは、もう少し年取ったら、ハタチ位のM魚コマして、若紫よろしく育て上げ、 私が老いて不自由な身となれば介護させ、やがて最期を看取って貰うという夢だ。 その時、夫や身近な奴隷が健在ならば、どうか仲良く手分けして面倒みて欲しい。
仔を持たないから、そんなクダラナイこと夢想するんダと呆れられそうだナァ(笑 でもま、死ぬときは独りと覚悟して生きているのだもの、夢見る位イイじゃんね。 運悪く、相手に恵まれなかったとしても、私は死ぬまで欲深く、足掻き続けたい。 脳天気に宛ない希望を繋ぎ、己の死後に墓守する奴隷の幻に胸ときめかせたい。
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「死」は、ロマンチックな恋愛のモチーフだ。死しても変わらぬ愛の存在とか…。 ある意味、ピュアな恋愛の側面を持つDS関係にも、死を見つめるロマンがある。 いや、並の(?)恋愛以上かも知れない。死の絶対性は、DS界の住人の憧れだ。 死ぬの死なないの、殺すの殺さないのと再々話題する。ま、これが既に背徳だワ。
古い奴隷とは、「どうしたら首尾良く殺し(され)仰せるか?」についてよく話す。 だって奴は、私に殺されることが夢なのだから。夢物語を交わすのは気持ちいい。 それが実際の行為を盛り上げ、また行為の記憶が、仮そめの具体性を夢に映す。 「あと一息力を入れて下されば、逝きましたね」行為を回想する奴は幸せそうだ。
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私が知る古参のS女は、壮絶な昔話を笑顔で語る。その真偽の程は判らないが。 少女歌劇で活躍した過去をもつ彼女は、請われて、幾人もの男に君臨し続けた。 「警察にも、何度か行ったワ」男の何人かが死んだ折。「でも、掴まってないわヨ」 彼女と死んだ男が交わしたであろう、純度の高い行為。想像すると鳥肌がたつ。
「昔の奥方がたってのは、出来た方が多くてね。アタシんとこに礼に来たモンよ」 男との間柄がどうあろうと、彼女は日影の身たる妾だ。弔いの席には出られない。 それで、本妻の方から出向いたというのは嘘臭いけど、甘やかなファンタジーだ。 「私には適わない夫の世話を、長々して下すって…」と頭を下げるらしい。素敵。
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以前、あるエピソードに感動した。実話だったか、フィクションだったかは不明。 ある女に仕えていた老齢の男が死ぬ。男の死を知った女は、葬儀に駆けつける。 親族はもとより、公私に亘る関係者が集う大きな式は、男の生前の地位を表す。 その誰もを、女は知らない。その誰もが、女を知らない。けれど、女は参列する。
故人との由縁わからぬ女の参列に、人々はざわめき、冷ややかな目で凝視する。 拒絶の視線を浴びながら、女は遺影の前に立ちつくす。次第に怒りが女に満ちる。 誰が先に死んでイイって言ったのヨッ・・・焼香を掴み、遺影に向けて投げつける。 そして、彼女は微笑む。お前にはコンナ送り方がふさわしい・・・。頬に涙が伝う。
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今現在の予測として、私は夫より長生き出来そうにないなぁと思っているのだが、 もし、夫を送る側になったら、夫の棺に何を入れてあげようかなと甘く空想する。 で、コレダケハってのは決めてるんだ。うふふ。(それは当然、契りの首輪だよ) ま、その為には、長生きよりもまず、夫との縁をなくさないようにしなくちゃね。
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