女房様とお呼びっ!
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2001年08月27日(月) 史上最悪の失策 #2

チャットの段階で、奴と打ち合わせたプレイ内容は、お姫様ごっこだったの(笑)
女に奉仕し、歓んで貰う事が、自らの歓びだと奴は言った。ありがちな願望さぁ。
けれどSMクラブのように、決まり事に沿って行うのは不本意だとも聞いていた。
うん、そりゃ確かにツマンナイネ、と私も同意し、奴とのプレイに期待したのよ。

プレイのプランは、当然、相手の様子や出方を観察した上で、決定してくのね。
初対面で情報が薄い場合には、特に慎重に環境作りから始める必要がある(笑
奴の場合、まずは性的刺激に集中させて、プレイに没頭出来る事を目指したの。
性感の昂まりが、初見の女に傅く理由になるし、緊張感や違和感を払拭するしね。

・・・・・。

奴が漸くプレイにハマる態勢となり、私の足元に跪いても、性感刺激を続ける。
上から奴の目を覗き込みながら、掌を奴の肌に滑らせていく。産毛を撫でる感じ。
動きは一定しない。時々、ツボを指先で突く。ランダムな刺激。徐々に追い込む。
奴の口から絶えず吐息が漏れ、時折、ウッと息を詰める。もっと、乱れてしまえ。

予定通りに呼吸が乱れ、心拍数の上昇が確認できる。肌も汗ばんできた。イイネ。
苦痛は好まないと聞いてたが、僅かな痛みは、奴が堕ちていくのに役立つ筈だ。
硬くしこった乳首を捻り潰しながら、奴の目を凝視する目線に蔑みの色を添える。
沸き上がる緩慢な痛みが、奴の顔を歪ませ、苦しそうな声を導く。ああ、素敵ィ!

そしていよいよ、私の足先が、奴の勃起したペニスをつつく。ムチのあとのアメ。
奴の目に驚悦の色が浮かび、次の瞬間、己の下腹に目を移す。私の目線も続く。
既に、奴が跪く床は、その亀頭から垂れた粘液で濡れ光っている。ホラ、御覧ヨ。
私は言葉で煽りながら、足指で、鈴口から滴る汁をカリの方まで擦り付けていく。

途端、奴が声を発した。「トイレに行かせて下さい・・・」ワォ、ナンテ間のいい奴!
チャンスは向こうから転がり込んでくる。イイワヨ、ココデスルナラ。私は言う。
その言葉に絶句した奴が、抵抗の目つきを寄越す。イヤナラ、ダメヨ。追い込む。
奴の目が懇願の色に変わる。洗面器モッテラッシャイ。それきり、私は沈黙する。

・・・・・。

この手の駆け引きが上手く運ばない場合、私の相手への興味は失速するだろう。
相手の嫌がることを命じ、相手が抵抗し、結果諦めて応じる過程が好きだからだ。
一時的にであれ、その関係性を明白にしていくことに、私は興奮を感じるのだ。
私がS側だからって、M側が何事も粛々と応じる状況には萌えない。厄介だワ。

結局、奴は洗面器を股下に据え置いて、勃起したペニスを掴み、排尿に挑んだ。
「勃ったままじゃ出ないでしょ?」等と言葉でなぶる。自然と笑みが零れてしまう。
やがて、鈴口から尿が流れ出し、奴は羞恥に顔を伏せてしまう。コッチヲミテヨ。
果たして、奴は私の目を見ながら排泄を続ける。さっきより堕ちたね。うふふ。

・・・・・。

さぁ、ここまで持ってきたら、後は一気に追い込める。興奮が体を駆け昇ってく。
汚物の後始末をした奴を、今度はトイレに誘う。「女のしっこ、飲んだことある?」
便器に腰を下ろし、目の前に正座させた奴に問う。「ありません・・・」奴が答える。
「飲めるか?」更に問いかけつつ、私は排尿を始める。奴は言葉に詰まっている。

けれど、この状況に酔っているのは確かだ。目が泳がない。大丈夫。確信する。
私は、股間に手を差し入れて、暖かい迸りを掌に掬い、奴の目の前に差し出した。
ノミナサイ・・・私の言葉に操られるように、奴は手の中の水溜まりに顔を近づける。
唇が開き、震える舌が伸びる。やおら、私は奴の開いた口腔に、尿を流し込んだ。

・・・・・。

ありゃ、またプレイレポートに終始しちゃったワ(苦笑)明日は必ず結末を・・・!


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