ネガティ部 May日記

2004年12月18日(土) 
PCに向かうのになんでこんなに時間がないのかと考えていたら、家人が仕事の都合で帰宅が深夜を回る(通常業務でですよ)からでした。
飲みにも行ってないのに午前様だよー信じられない。
いつまでもテレビをみてだらだらしているのでまだ寝ないのかと問うと、帰ってから2時間も経ってないとの返事。メシ食って風呂入ってやっとこ一息ついたらそんな時間かと思うと他人事ながら涙を誘われます。そら私が座って転寝なんぞしていたらさぞ目障りで腹も立つだろうよ。
とはいえこっちもタダでさえ少ない夜家に居る時間なんだから、布団で寝てたりしてたら勿体無いではないですか。待ってるんだから早く寝てくれよ〜というのが真情です。
やっぱり置き場所を替えたほうがいいのか・・・う〜む。



***

小学生に数直線を使った加減の法則を教えてみた。

数直線上の中心が0で、右が正(+)左が負(−)。
普通に使ってる数は0から右の数字で、何もなきゃ本当は+がついている。
(だって本来数は在るものを数えることだからさ)
足し算とは数直線上を右に移動することで、引き算は反対。
で、ここでかりに1の長さをきめてやり、(とりあえず)左右に5つずつくらい目盛をうつ。
「1+1は1の目盛を一つ分右に進むということで、それは0からみれば二つ目の目盛になる。だから答えは2になるんだよ。」
小さな数で同様にやってみせて1+2=3 2+2=4。
そうそう。引き算はその逆だよね。
4−2=2 2−1=1
どっちも左に進むから答えは最初の数より小さく、つまり0に近くなる。
んじゃあ1−2は?
「1から二つ分左の目盛は0から負の方向に一つ分、だからー1。ほら簡単。」

ところがふむふむと聞いていた小学生、突然3−4は4−3に(−)をつけたらいいとか言い出した。
あー・・・そうですね。答えを出すだけならそれでもいいんです・けどね・・・。

  3−4=ー4+3=−(4−3)=−1

しかし小学4年生に説明するには難しすぎないか?
ということで以下小学生のために補足。
  
  3−4=(+3)+(−4)
     =(−4)+(+3)
     =−1x(+4) + −1x(−3)
     =−1{(+4)+(−3)}
     =−1(4−3)
     =−(4−3)
     =−1

たかだか(−)をひねり出すのにえっらい遠回りなことを。
つかその前に基本的な知識をまず・・(なんで(−)x(−)が(+)になるんだとか)・・・・・・。


あら?
今気づいたけど数直線上なら「引く数」と「引かれる数」が逆になってもいいんやん。
3−4は3から始めて左へ4つ分だけど、−4から右へ3つ分でもいいのね。ええと式にすると

  3−4=(+3)+(ー4)
     =(−4)+(+3)
     =−1

あ、でもこれじゃなんで(−)がつく(つけたらいい)のか説明できないぞ。うむむむむ。
とりあえず最初の説明で「(+)は右に(−)は左に行くこと」だけではどうにも語弊があるのだなあ。いっそ「(+)は進むこと、(−)は逆方向」くらいでもいいのかも。ってなんだか頭がこんがらが・・・ぁぅ。

しかし算数の真髄(つかツボね)はこういうところにあるのだから、意味もわからず公式や解き方だけ教えたり覚えたりというつまらない勉強の仕方だけはしたくないししてほしくないとおもうのですよ。
や、算数だけに限らずね。
そして学校の勉強に限ったことでもないですが。


ところでなんでこんな話を長々と、というと学習教材の販売員(名刺の肩書きは学習指導員)が来まして。かなり年配の女性でしたが、それがまたもう狸。
昨日電話を受けたときには「某有名教諭の本を出すので、その先生の学習法を聞いてみて何でも良いのでコメントを」ということで、何度聞き直してもそれしか言わなかったんですけどね・・・。
来るなり「私は営業員ではないので販売の話は一切しません。一度きりの訪問で以後勧誘なども致しません。ご安心ください」と切り出した後は立て板に水。塾や家庭教師への出費計算から始まって学習要綱が変更になっていること授業数が足りないこと、目立ってきた学力不足と意欲の低下、それに伴う不登校や退学の増加の話。ではそうならないためにやる気を出させるにはどうしたらいいか。教科書には最必重要事項◎と準必重要事項○、軽く扱ってよい事項△があって比率は1:2:6(あれ?)程度なのに試験に出るのは最必重要事項が8割から9割を占める。つまり教科書には無駄が多すぎる。よってうちのテキストを使えば無駄を省いた効率的な(つまり確実に点がとれる)勉強ができるので遊びや部活動も思う存分できる。というある意味どこでも拝聴できるお話を延々。
早々にあ、やられたと気づいたものの、我から販売じゃないといった人がどうやって持ち出すのかとしばらく傾聴(人が悪いな)してたんですが、なんだか腹が立ってきてねえ・・。「失礼ですけど何しにいらっしゃったんですか」と言ってしまいましたよ。が、聞いてた話と違うといっても「まあ、またですか。一人そういう人が居て以前にもトラブルを起こして・・。帰って上司に報告するので詳しく仰ってください」とメモをとったりしてなかなかの役者っぷり。自分も被害者であると表明して帰らせる隙を与えない。
教材の類はお断りだと申し立てても世間的にはやっぱり学歴がだの、お母さんも社会的に認められるだの、おいおい言う相手を間違えてるっつーの。
更に自分の長男のときは、能力はちゃんとあったのに(こういった勉強法を)(自分が)働いていて知らなかったので未だに悔しい、子供に対して申し訳なく思ってるというに到っては、そう言われる息子さん(本当に居るんならね)のほうが可哀想だよ!といった心持ちに。そも「働いていて」ってなんだね?痛いとこを衝いたつもりかも知れないけど、それは侮辱というもんですよ。
見上げたもんで最後のぎりぎりまで販売のことは持ち出しませんでしたが、ついでのようにめくったファイルにはその費用が載ってたんで、ちょっと勝ったと思いましたね。ふふ。

ああー、長くてスミマセン。あんまり腹が立ったもんで。(またそれを思い出したもんで)
狸の話がしたかったわけじゃないんですが。

いや、要点を抑えるのは無論大事なことですよ。
でもそれを点数のために、それだけをやるってのはね。納得できません。
まず自分が何を楽しいかですよ。

見本に出してくれた実際に全国の中学で出題された問題用紙は、これまた本来門外不出のはずの教師指導用教科書ガイド(の最重要必要事項)に照らし合わせてみるとおかしなくらい(むしろ当然)符号していたんですが。
 
 *被子植物の構造で、例としてアサガオが教科書に載ってたんですが
  全国でアサガオの構造が試験に出てるって気持ち悪くないですか。
  大事なのは「被子植物の構造」で「アサガオの構造」じゃないよね。

ちなみに教科書の特色は上でいう△にあたるそうで、どんなことにどれくらい触れるかというのは各出版社や編集者の裁量だそうですよ。
それを一概に無駄と切り捨てるのは勿体無いやね。
楽しいことの多くはそういうところにある気がするんですけどね。






世界は深遠に満ちている。



     
Past / Menu / Will 赤烏帽子/ Mail/