ネガティ部 May日記

2004年03月31日(水) 
うかうかしてるうちに桜が散ってしまうんじゃないか・・と思うほどに今年の花は唐突です。
梅・桃・桜は順を追ってくれたのでまだしも、木蓮や沈丁花、水仙とともに雪柳、レンギョウ・・・今日に至ってはアヤメまで見つけてしまいました。
先日帰った実家ではコップにツクシが挿してあったというのに。

昨日の暖かさにひかれて薄着で外に出たら、風の冷たさに首をすくめる。
そうだよなあ。今時分て本来こんなもんだよ。


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お金に関して言えば、私の経済観念は丼どころかザルなのです。
銀行の残高が限りなくゼロに近くなっても、財布にさえ入っていれば入っているだけ使ってしまう。
宵越しの金は持たねえといきがってみても、要るときには要るもので・・・。
しかも入るときはちまちまのくせに、出るときはがっさり。


はてさて、どうしたもんだかなぁ・・・。



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 少女たちの「かわいい」天皇・サブカルチャー天皇論 大塚英志 / 角川文庫

久々に硬めの本を。
天皇制の是非についてとやかく言うつもりはないが、私は昭和天皇崩御に際し、その在りし日のテレビ映像に深く頭を垂れ、報道特集誌を買い漁った人間の一人です。
私にとって昭和天皇は、神――荒御魂(あらみたま)と和御魂(にぎみたま)を併せ持つ敬して遠ざけられるべき存在――であったと同時に、象徴としての「おじいちゃん」(清濁併せ呑み、ただ受動的な存在であるという意味で)でした。
その辺りの心理を、皇居前に集まった少女たちの姿に重ね合わせて読み解いてくれます。
後半のナショナリズム論に関しては、私自身がこの言葉に踊らされてるような気がするので言及は避けます。
ただ、読んでいない三島由紀夫や石原慎太郎についての論評には面白いものがありました。

読みやすさに惑わされますが内容としては堅いので、文章がすり抜けない様に読むのに一苦労。
近年ライト・ノベルズに偏っている弊害がこんなところで。


しかし評論ってのは楽しいです。







     
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