ネガティ部 May日記

2003年11月01日(土) 
背後の窓からい〜しや〜きいも〜のフレーズが聞こえてきます。
日中は暖かい(むしろ暑いくらい)日が続いていますが、確実に秋は深まっていくようです。
そういえば昨日はゆ〜きやこんこ♪と軽快な音楽を流して灯油販売車が走っていました。
うちのガスヒーター、十日ほど前に、ガス屋にクリーニングに持ってったんですが未だに連絡がありません。2、3日って言ったのに・・・嘘つき。
困ってないのでいいんですけどね。今の時期あったらあったでまた無駄にお世話になってしまうし。

夜中家に居ると、フリースの上着に膝にはブランケットという真冬並みの装備をしてますが仕事中は長袖T一枚です。
今朝は日の出前からそんなかっこで外に出てガレージのテント洗ったりしてました。
すがすがしい朝です。
帰ってきてから昼過ぎまで寝てたんじゃ元の木阿弥ですけど。


***

本の話。


グイン最新刊92巻
91巻を買い飛ばした様な気がするのは気のせいじゃないはず。
ちょっと倦んだというか、グイン読み出して以来初めてもう・・ちょっといいやとか思って91巻出たときはあえては買いに行かなかった(何回か立ち寄った本屋数軒にはなかった)んですが、実物見てしまうとやはり気になって・・。
1冊飛ばして殆んど話が進んでないというのは置いといて、この人の文章は好きだと思う。さすがに言い回しとかヒキとか使い古されてる感がするのは仕方ないのですが、それでも人の目を惹き付けるものがあるのです。
自分がページを繰っているのだということにすら思い至らないほど異世界に引き込まれてしまいます。
改めてその凄さを思い知ったのでありました。

あとがきにそのうちエッセイでも書くかもとあったので、首を長くしてお待ちしております。栗本さん名義の小説とはまた違った意味で中島さん名義の本は大好きです。



漢字と日本人  高島俊男/文春新書

中国語学・中国文学専門の著者には日本人の漢字の使い分けが馬鹿げたことに映るらしい。
この言葉の意味にはこの漢字、とひけらかすのは馬鹿の証拠だそうですよ。馬鹿ですみません。と苦笑にもならない憤慨をちらつかせながら思わず言い返しそうになりました。
いやまぁ確かに憤慨するようなことではないのですが。
漢語とともに和語をも大切にする著者であるからこそそう仰るのでありましょう。
江戸時代までの和製漢語と明治以降の和製漢語の違いに言及されている箇所でも、言葉というものへの愛着が滲み出ていて自然あたまの下がる思いがします。

はじめのうちは文章としては多少鼻につくところがないでもないですが、「固い話」と「横道」の口調の違いは講義でも聞いてると思うとそう気にならないものです。

日本語が独立した言語であるとの主張には、ウラル語族の説を推す大野晋先生に尋ねてみたい気もしましたが、うーん・・どうなんだろう。
今のところ日本語の語族系統は不明です。
日本語と中国語が似てるように、日本語と英語も似たところがあると言われたときには目から鱗ならぬコンタクトくらいは落ちそうでした。(言われりゃご尤も)

まだ読了していないのですが、この人の本はまた読みたいと思わせてくれます。いや、
「おじいちゃんまたお話聞かせてよ」とそんな感じがします。
いい本です。

     
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