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May日記 |
| 2002年04月21日(日) |
| 人恋しい夜はわびしい。 膝の上の子猫も微笑を誘うばかりで慰めにはならない。 距離をとらなければ、と思った。 あまりにも凭れすぎている自分を、何とかしなければと思った。 必要と、時間的余裕さえあれば向こうから働きかけてくる。 信じてるとは到底言えなかった。 そんな言葉で縛りたくはなかった。 ただ、わかってると言って笑った。 精一杯の意地と一抹の諦めで何も言えない自分を嘲ける。 これでいいのだという思いと寂しさが交錯する。 惹きあう季節は過ぎ、確かに感じる繋がりこそが大事なのだと。 伝えたい言葉は多くとも黙するばかり。 |
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