ネガティ部 May日記

2002年03月05日(火)  ゆめ。
日曜の朝方だったと思います。
久々の布団は温かく私を迎えてくれました。

「このまま一気に昼まで寝てやる!」
私はほとんど決意に近い期待で目を瞑ったのでした。



どうやら私は、1軒の古い木造家屋の一室で、監禁されている姉妹らしき二人の少女に匿われているようでした。
家中を、胡散臭げな黒眼鏡の男たちが私を探して徘徊しています。
覗かれたらどうやって身を隠そうかと思案していると、隣室の庭に面したドアをほとほとと叩く音が聞こえました。
恐る恐る様子をうかがうと少年が3人、どうやら私を助けに来てくれたようです。
庭の木々の間を縫って3人の後を追いかけていると、いつの間にやら隣家の敷地に侵入していたらしく、建物の裏手に洗濯物がかかっていました。
少年の一人が、そこからセーターを取って私に着るようにといいました。
なるほど、服装が変われば多少は目をごまかせるかも知れません。

しばらく白く細い道を走って、目に付いた路地に飛びこみました。二階建てのアパートが建っています。
回りこんで隠れようとすると、どこから表れたのか黒眼鏡の男が立っていました。振り返りざま、また走ります。

いつのまにか大通りに出ていました。
少年の一人は路地を捜して隠れようといいます。でも、ここなら人目もあるし人通りも多いのでかえって見つかりにくいような気がします。
停めてあった他人の車を奪うと、少年の一人が運転しました。

どうやらどこかで下りたようです。私は一人で先ほど走りぬけた歩道の反対がわを歩いていました。少年はどこへ行ったんでしょうか。

道に面した店の入り口の外で下着のワゴンセールをやっています。
ああ、下着も買わなくちゃ。
心もとなくポケットを探ると、ぎりぎりお金が入っていました。
店の人に渡そうとするのですが、隣のおばあさんが支払いに手間取っていてなかなか順番が回ってきません。
早く、早く、早く!見つかっちゃう!!

後ろを見ると、まさにあの黒眼鏡がこっちに向かって近づいてきているではないですか。
逃げられない!!

一瞬の逡巡の後、私は足を蹴り上げました。





それが布団の中だと気付いて目が覚めても、心臓はなかなか落ち着きを取り戻してはくれませんでした。
ちなみに、この間3度夢から覚めています。



隠れる、追われるなんて夢は子供の頃以来ではないかと思います。
とても象徴的な夢のような気がするのですが・・・気のせいでしょうか。
     
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