ぶつぶつ日記
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日清カップヌードルの一連のCMを作っている人たちは、 すごい勇気のある人たちで、 そして、それを作らせている日清と言う会社も、 すごい会社だなと思う。
http://www.nissinfoods.co.jp/product/cm/ 以前から、この一連のコマーシャルには注目していた。 今回、出演しているのは、イランに住むアフガン難民の子供たち。 異国の地で、不自由な難民生活をしている子供たちだが、 向ける笑顔は屈託がない。
アフリカの少年兵を思わせる黒人の少年のCMも印象深かった。 彼のように、銃を置き、女の子とカップラーメンを食べることが、 この世にありえないほどの贅沢である少年兵は、世の中に一体何人いるだろう?
一番最初に作られたCMでは、borderは一気に消えた。 でも、作っている人たちは、現実を見て、色々考えたんだと思う。 http://www.nissinfoods.co.jp/product/cm/show_cm.html?cm_type=B&cm_id=106 で消えるborderは、たったの2個だけ・・・・。 日清のサイトに書かれていたことばが、とても胸にしみる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今回のCMは、前二作のように何千人で1本のBORDERを一気に消してしまう、というストーリーではありません。むしろ、いたるところに引かれてしまったBORDERを人々は仕方ないものと受け止めていて、CMの最後に消えるBORDERもたったの『カップ2個分』だけです。「世界に広がる怒りや悲しみを消し去るのは決して簡単ではない。でも、まずは足元のBORDERを消すことから始めよう。」という思いを込め、『希望篇』と名付けました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そう、まず足元にあるborderから消していこう。 いつか、全てのborderが消える日まで。
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