ぶつぶつ日記
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| 2004年04月15日(木) |
イラクの影でーパレスチナ問題 |
イラク問題の影で、アメリカはパレスチナ問題において、 「歴史的な」方向転換を示した。
・ヨルダン川西岸の入植地の存続を基本的に認める。 歴代政権は1967年の中東戦争で占領した土地への入植は「和平の障害」としてきた。
・パレスチナ難民のイスラエル領内への帰還も認めない方針を示した。
・パレスチナ側が、国境線画定に向けた最終地位交渉でイスラエルの入植地全面撤退を求めるのは不適切との見解を示した。
これで、パレスチナは、いいや、イスラエルは平和になるのだろうか。
また、ブッシュは、 ガザ地区のすべてと西岸の一部入植地から撤退するという シャロン首相の決定を「歴史的で勇気ある行動」と称賛し、 和平案「ロードマップ」(行程表)の趣旨にも沿うと歓迎した。 勇気ある行動なら、どうしてそれが実現できるよう 協力できないのか。 イスラエルはここまで考えているんだ、ということを 褒め称えているだけの、イスラエル側へのリップサービスに過ぎず、 現実は、今の強硬路線を拡大する許可を与えたようなものだ。
相手に不利になる決定をし、弱いものを追い込み、 我慢ができずに命を懸けて反撃をしてきたら、 それ以上大きな牙をもって襲い掛かる。 平和を求めているわけじゃない。 力の拡大と、自分の利益を拡大すること、 それだけの政策。
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