ぶつぶつ日記
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| 2004年03月18日(木) |
ヘジャーブにあこがれる心ーヘジャーブ考3− |
テロ騒ぎですっかり間があいてしまいました・・・。
私の知っているボーンムスリマの中にも、 ヘジャーブをしている人、していない人、色々います。 派手な仕事をしていても、ヘジャーブをしている人。 主婦でもしていない人、若いけどしている人。 人それぞれ。 かぶっていない人が、かぶっている人よりも宗教心が篤いか。 実は、これも一概には言えないと思います。
何人か話をしていて思ったのが、 形から入るか、そうじゃなくて精神的な部分を強くしたいか。 どちらに重きをおくかで、 ヘジャーブをするかしないかを、決めている人も多い気がしました。 例えば、私の知っている日エジハーフの女性、 日本人であるお母さんは、ヘジャーブのヘの字でもありません。 スパッツはいて表歩いてるくらい。 でも、娘さんはまだ20代前半なのに、ヘジャーブ姿でした。 どうして?と聞いてみると・・・。 数年前、エジプトでは大きな地震があり(それでも震度5くらいでしたが)、 何十人という人が亡くなりました。 それを見て、怖くなったと。 今死んだら、天国にいけるかな? 行けないかも・・・。 というわけで、ヘジャーブをしてみた。
それから、日本でもコンサバ女性の方が男性には受けがいい・・・ みたいな感覚ありますよね。 男性に受ける髪形!とか、よくファッション誌にも載っていますし、 ミニスカートいけいけは遊ぶには良いけど、 結婚するにはやっぱりちょっとね・・・・みたいな(笑)。 それと同じように、ヘジャーブ=コンサバ=女性っぽい=よき伴侶 みたいなイメージもあるようです。
こちらは割りとインテリ層の女性に多いみたいですけれど、 「ヘジャーブ=人間性の完成」みたいに捉えている人。 トルコ=パキスタンのハーフで、アメリカ生まれアメリカ育ちの女性は、 一見するとわからなかったのですが、 実はものすごく敬虔なムスリマで・・・。 そういわれてみれば、スカートはいつもフルレングス、 ただ、お洒落な印象だったので、ムスリマコードにしたがっていると、 気がつかなかったんですよね。 彼女いわく、 「ヘジャーブをするには、まだ私の内面が出来上がっていないと思うの。 母のような立派なムスリマになったと思ったら、ヘジャーブをしたいわ。」 彼女の中では、自分自身がヘジャーブにそぐわない・・・と 受け止めているようでした。 同じようなことを、エジプト人のキャリアウーマンからも 聞いたことがあります。
髪を見せないことが社会一般的になっていたり、 法律でヘジャーブ着用が決められている国々と イスラム国でもヘジャーブをかぶってもかぶらなくても良しと 一般的にされている国(エジプトなど)、 そして欧米に暮らすムスリマでは、 それぞれ、また、ヘジャーブに対する感覚は違うと思います。 実際、クルアーンでもヘジャーブという風に明言されているわけではないので、 それぞれ、結構色んな解釈ができるのです。 だから、かぶる人もいればかぶらない人もいる。 容認する人もいれば否定する人もいる。 本来、なんらする必要がない(と思われる) 欧米に住んでいるムスリマたちはどうしてヘジャーブにこだわるのか。 その辺も考えてみる必要がありそうです。
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