ぶつぶつ日記
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2003年06月19日(木) 本を巡る冒険

つらい時、なんとなく悲しい時、
気持ちが沈んでどうにもならない時、
自分の本棚の前で立ち止まり、
須賀敦子さんの本を手に取ることが
本当に多い。
そうして、読み終わったあと、
この人の優しくて、悲しくて、暖かい、
そして新しい本を、
もうそんなにたくさんは読めないんだなと思い、
残念な気持ちでいっぱいになる。

不思議な題名の新しい本は、
色々な雑誌に寄稿された書評が中心だった。
あといくつ、須賀さんの新しい本が出版されるか
わからないけれど、
須賀さんがどれだけたくさんの地図を
私たちに残してくれていたか、
あらためて気がついた。

それは、本を巡る静かな冒険への地図。


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