ぶつぶつ日記
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この日記とかを見ると、 私はばりばりの反米で、アメリカなんて大嫌い〜、 全てが嫌い!と思っていると思っている人も多そうだ。 アメリカという国が好きか嫌いか、 と問われたら、はっきりいって 「好きになれない。」と答える。 けれどそれはイコールアメリカ人が嫌いとか、 アメリカの何から何までを否定しているということは 意味していない。
現在、私が受け持っているクラスの1つは、 完全アメリカ人クラスで、 良い人たちであると思っているし、 明るく、健全で普通の人々で、 真面目に家族を大事にして暮らしている。 私は実際、クラスの学生である彼らのことは好きである。 彼らとはイラクのことについて話をしたことはない。 基本的にまだ初級クラスで討論の場など授業にないし、 またクラス授業にはあまり政治的な話は しない方がいいという鉄則もある。 ただもし、彼らにイラク攻撃の是非を問われ、 どうして反対なのか問われたら、 私はこう答えると思う。
ひとつには一般的なアメリカ人(や日本人)よりも、 私はアラブの人たちのメンタリティーや、 反米感情について知っているし、 その理由も知っているので、 攻撃の成功=民主化とは、楽天的には思えないということ。
ひとつには、例えフセインが死んだとしても、 アメリカがパレスチナ問題に対して、 もう少しパレスチナよりの対応をしない限り、 テロの理由はなくならないし、 また今度のイラク攻撃により、 テロの理由は以前よりも増えた感があること。
そして、そういったテロで犠牲になるのは、 決して政府の高官ではなく、 911に見られるように、ほとんどがその問題とは関係ない、 一般市民=あなたたちのような、であること。 問題を大きくするのはいつも政治家たちだけれど、 そのつけを命で払うのは、 いつでも、どの国でも、 政治とはほとんど関係ない人々だ。 アメリカの高官は、それもまた、 彼ら一般市民の責任だと言えるのだろうか。 悪政をしく指導者を選んだ責任を、 自分たちが払うから、仕方ないんだと言えるんだろうか。
この攻撃で、アメリカは莫大な自国利益を得るだろう。 それは石油であり、新たな武器であり、 とにかくそんなものだ。 でも、アメリカ国民(イギリスや、そして私たちも)は テロの恐怖と言うそのつけを、 いつまで払いつづけなければいけないんだろう。 それは本当に、自国の利益なんだろうか? 私はそうは思えないし、そんなつけは払いたくない。 そして私の知っている人たちにも、 そんなつけを払いつづけては欲しくないと思う。 いつも、今のように明るい笑顔でのんきに、 授業に出ていて欲しいと、心から願うのだ。
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