ぶつぶつ日記
DiaryINDEXpastwill


2003年03月09日(日) 過去になる

イラク攻撃に伴ってアラブ首脳会議などが頻繁に行われているが、
リビアのカダフィーとサウジ皇太子が怒鳴りあったり、
イラク代表とクエート代表が罵倒しあったり(これはある意味仕方ないと言える)、
それを衛星放送で流されてしまった日にゃ、
アメリカの思う壺というか、ほくそえむ顔が浮かんでしまう。

もともとアラブって言ったってヨーロッパと同じように
それぞれの国がかなり違う。
言葉もアラビア語利用っていうけれど、
口語レベルではアラブ人同士でもツーカーと言うわけでもない。
そして現在では石油の恩恵を受けている国、いない国・・・。
色々な亀裂は深まっていくばかりだ。

それにしてもカダフィーは元気である。
アメリカ軍にトリポリを空爆されたことがあることを、
記憶している人も少なくなっているんじゃないだろうか?
今のサッダームの位置を彼は一時占めていたわけだ。
一連の空爆で、後継者たる娘さんを亡くしたとも聞いている。
そして、イラクよりももっと長い間、
この国は経済封鎖を受け、制空権規制を受け飛行機すら飛べない。
カダフィー自身だってそれは同じ。
いつもリビア砂漠を黄色いロールスロイスでカイロまでぶっ飛ばしてくる。
でもこんな国でも国は崩壊しない。
貧乏でもなんでも、国は国としてまだそこにある。
カダフィーが極悪非道だったことが遠い過去になりつつあるように、
サッダームが存命のまま、過去になることも大いにありそうだ。
その時、彼らに代わるのは一体どこの誰になるのだろう?
それすら、アメリカの望むままなのかもしれない。


colacaco |HomePage

My追加