ぶつぶつ日記
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2002年11月20日(水) 先んじた者として

某大型日本語教師サイトを見ていると、
日本語教師になりたい高校生の進路相談が時折ある。
もし、私が直接相談されたなら、
とりあえず「逃げ道」を用意する方向を勧めると思う。
それは、日本語を専攻を選ぶのではなく、
何か別のものを選んで、できたら副専攻程度に
日本語を勉強する道がないか調べること。
もしくは、全く違う専攻でもあえて構わないという道。
なぜなら大学さえ卒業していれば、
養成講座を受けたり検定を受けたりして、
日本語教師になる道は、大学卒業後もたくさんあるから。
そして、どうして日本語教師に一見まっしぐら!に見える道を勧めないかというと、
そこまでして勉強しても、
他の先生よりも専門的になれるわけでも大してないし、
世界が狭くなってしまうし(世界が狭い日本語教師はたくさんいるが、
これは学生のとってはとても不幸なことだ)、
遊びたい盛りの若い人にはとても勧められる職業ではないなあ、
という意地悪な気持ちがあるからだ。

実際、同じようなことをたくさんの人たちが言う。
そしてその中のかなりたくさんの数の人たちが、
若い人には勧められない待遇であることを、
むしろ嬉々として受け入れている。
なぜなら、だからこそ、その人たちが働く場所があるから。
でも、私はそうはなりたくないし、
それは間違った考え方じゃないかと思う。

先んじた者はその場所に胡座をかいていてはいけない。
自分たちがその状況で生きていけるからと言って、
あとから来る人たちにもそれを強いてはいけない。
状況を好転させてライバルが現れて、
自分たちが追いやられることを恐れてはいけない。
追いやられないように、自分も切磋琢磨してこそ・・・。


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