ぶつぶつ日記
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どこかで必ず生きていると信じて、行方の知れない家族を待ちつづけるのと、 死んでしまったとはっきりと知らせを受け取るのと、 果たしてどちらがよりつらいんだろうと思った、北朝鮮からの知らせ。
家族の怒りと悲しみ、やるせなさと疑問。 どれ1つも粗末にしてはいけないと思う。 けれども、国全体があまりにも感情的になって、 せっかく開きかけた門が、 再び閉まってしまうのも防がなければいけない。 それはとても複雑すぎて、 どうしたらいいかわからない問題ではあるけれど・・・。
あまりにも色々負の感情が堆積していて、 糸が解けなくなってしまったように見えていた日本と北朝鮮の間。 でもそれは、北朝鮮だけではなく, 日本と韓国の間にだって、いまだに濁ったおりのように、 同じような負の感情がある。 二度とこんな悲劇が起こらないように。 北朝鮮ばかりを責めるのではなく、 日本に対する負の感情がどうして残っているのか、 そのことも思い出さなくてはいけない。 とてもつらくて、嫌な作業だとしても。
そして拉致された人たちとその後家族の無念さを思うのだったら、 日本にいる弱きものに対して、 脅迫したり、カッターで切りつけたり、 そんなことはかえって彼らの気持ちを傷つけるだけじゃないかと思う。 ご家族はきっと、帰ってこない息子や娘のかわりに、 誰かを傷つけたりなんかは絶対にしたくないはずだ。 家族を奪われる悲しみを、充分すぎるほど知っているのだから。 心無い人たちの行動が、二重にご家族を苦しめるんじゃないかと思う。
一日も早く拉致された方が無事に日本に戻ってきますように。 そして亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
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